朝の京都駅発関西空港行き特別急行はるか自由席は満席です。通勤客と旅行者を乗せて最初の停車駅、。新大阪に向かうのです。そして新大阪ではデッキと通路まで旅客であふれます。春休みの影響もあるのかもしれません。
私は通路側に空席を見つけ、京都駅から座っていました。座って仕事で使用する資料を作成していたのです。すると、新大阪から乗車した50代の杖をついた男性が私の横で杖を床に打ち付けます。「席を譲れ」という意思表示です。
このような場合、健常者である私は座席を譲るべきなのでしょう。しかし下車駅である天王寺到着まで10分強の間に仕上げる事があります。集中力が要求されます。ですから、「知らない顔」をしてしまったのです。特別急行はるかには空席がある普通車指定席、グリーン車指定席もあります・・・
杖をならして「俺は障害車だから席を譲れ」という態度も不快でした。もしかして、そのような行為がなければ席を譲っていたかもしれません。そして下車駅天王寺到着。電車内での勉強は学生時代から最高の集中力を発揮します。予定を無事完了しました
しかし何となく気分が憂鬱です。鬼の心がでてしまった自身に対して自己嫌悪に陥りました。ある哲学者は言います。「ヒトの心は鬼になったり人になったり、神様になったりする。しかし鬼を通り越して悪魔になると人の心に戻ることはできない」
悪魔の心にだけはならないように気をつけたいと思いました