新聞記事に「歯ブラシだけでは取りきれない汚れに対して週1回以上はフロスや歯間ブラシでもケアをしましょう」とありました。
私は目を疑いました。週1回どころか日1回でも足りません。歯間ブラシ等は毎食後、ブラッシング前に行う事が大原則です。どうしても行えない場合というのは外出時で時間の取れない場合だけです。
これほどフロス、歯間ブラシは重要なのです。週1回では(食後の歯ブラシのみでは)間違いなく口臭、歯槽膿漏という問題が生じる事でしょう
記事は歯科医師会の理事が書いたようです。当然歯科医師です。開業歯科医か否かは不明ですが、歯槽膿漏の患者を意図的に増やそうとしているのではないか、と疑ってしまいます
がしかし続けて、
「歯垢や歯石を放置した不衛生な口腔内、虫歯や合わない入れ歯が口腔癌のリスクを高める要因となる。口腔癌は早期発見治療によって完治する可能性は9割以上」と書かれています
癌には「完治」という表現は不適切です。普通は「寛解」と言います。それに意外にも口腔癌(目に見える癌であるのに、)の予後は、それほど良くありません。口腔癌でもっとも多い扁平上皮癌を想定して9割とかいているのでしょうが、安易な表現です。
新聞記事で活字になっていると何となく信用してしまいますが、詳細に検討するまでもなく、いい加減な内容もあるのです。たまたま歯科領域の話題でしたから気づきましたが、すべての分野の記事を鵜呑みにしては危険だと感じました