口内炎の場合、何故か歯科医院を受診されるヒトが多いような気がします。本来受診が必要な口内炎は耳鼻咽喉科か内科の領域なのです。もっとも、口内炎で受診しても「薬漬け」にされるだけですから、放置が一番である場合が多いのです。
2週間経過しても治癒しない口内炎では精査が必要です。繰り返し出現するアフタ性口内炎もしかり。あくまで一般論ですが。いずれにしても口内炎に歯科医療は必要ありません。
以前はステロイド軟膏やウガイ薬に加えてビタミンB2が当然のように処方されていました現在、ビタミン剤は処方されませんが相変わらずステロイド軟膏は当然のように出てきます。ステロイドというのは即効性があり、痛みが嘘のように無くなります。口腔内では塗布しても唾液で流れるので「アフタッチ」という口腔内に貼る製品もあります。これならば持続的に患部にステロイドが作用します。
口内炎は疲れた時に出てくる、と感じているヒトも多いのではないでしょうか。寝不足や暴飲暴食で生じる、一種の「生活習慣病」の側面もあるように感じています。ですから、予防優先です。
以前、私自身もアフタ性口内炎をはじめ、常に口内炎に悩まされていました。痛くて食事も苦痛な経験もしています。しかし糖質制限を開始してからまったく無くなりました。明らかに体質が変わったわけです
皆か皆、糖質制限をしているわけではないので難しいでしょうが口内炎は予防を心がける事が第一なのです。糖質制限者以外での方法としては①疲れない、②ストレスをためない、そして③満腹にならないという一般的な事です。
もし口腔癌の可能性がある口内炎の場合、行き先は耳鼻咽喉科です。もし全身疾患の疑いがある口内炎(全身症状が伴う、つねに再発を繰り返すアフタ性口内炎の場合等)の場合、行き先は内科です