成人が虫歯になった場合を考えてみます。エナメル質(歯の最表層)にとどまる虫歯の場合症状もほとんどありません。この場合、放置に限ります。歯科医受診すると歯を削られます(予防拡大という歯科医行為という正当な名のもとで)そしてコンポジットレジンという充填剤を詰めて終了。
しかし歯科医院には感染の危険が多く潜んでいます。器具の使いまわし、器具の不十分な滅菌が心配です。術者の手袋が使いまわしされている場合もあります。(患者毎に変えるべき)。歯科界の衛生状態は野戦病院並だ、と言ったヒトが居ました。綺麗な歯科医院であっても、この現実を多くのヒトに知っていただきたいです
エナメル質から進んで、象牙質にまで虫歯が及んだ場合、痛みがでてきます。冷たい物にシミる事もあります。ここには、歯の神経の先が通っているからです。そして、さらに進行する前に処置するのはとても大切だという言い方もできるのです。(10人中9,9人の歯科医がそのように言うはずです)
もし私がこの状態であれば歯科医に行かない代わりに、徹底した自己管理をします。(別に私が歯科医だから出来るのではありません。誰でもできます)
これ以上虫歯が進行しない事を心がけます。これで症状が出ることなく、虫歯と共存する事も可能なのです。いや、可能というのは御幣があるかもしれません。(しかし痛くなければ良いわけですから)私なら治療しない事を選択します。
歯科受診、という目に見えないストレスも身体によいはずがありません。ストレスは血圧も血糖値も上昇します。(糖尿病でなくても、問題です)私の場合、自分の診療所で安心できる知人に処置してもらう場合ですら、緊張します。
詰めた物が取れた、といってすぐに歯科受診されるヒトも多いでしょう。実際に、それを主訴で時間外に行った、という話も聞きます。詰め物が取れると、取れた場所に虫歯ができるのは事実です。しかし、これも徹底管理(取れた部分表層の歯垢をこまめに取り除く)する事で予防するのです。何かあれば、「すぐに歯科医に行かねば・・」という強迫観念が誰にもあるような気がします
又糖質制限を取り入れる事も非常に有効です。なぜならば虫歯菌の餌が糖質だから、糖質を制限すると虫歯菌が暴れずに済みます。それに糖質制限で口腔内は常にサラサラ唾液が多く分泌します。ですから免疫力が高まる故、虫歯菌が暴れにくくなるのです。
では歯髄(神経)に達した虫歯はどうか→8月12日「自分で出来る歯痛の応急処置」をお読みください。ここまで進行し、クラウン(銀歯で)補綴し、それがが取れた場合→7月8日、7月11日「こんな歯科医には診てもらわん第二話の前編、後編」をお読みください
続きます