いつも丁寧な口腔ケアの重要性について書いています。歯磨き、ではなく口腔ケアというのは歯よりも歯と歯肉の間の清掃が重要だからです。
長く使用した歯ブラシは相当不潔です。又外出時持ち歩いた歯ブラシも洗浄が不十分だと病原菌の巣になっているはずです
このような歯ブラシを使用して丁寧な口腔ケアをした場合、歯肉膿瘍という症状が出る場合があります。歯肉がぽっこり膨れて痛みます。細菌感染によって膿が溜まるのです。酷くなると食事や会話にも困ります。稀に発熱等の全身症状が出る場合もあるのです。
これを避けるために歯ブラシはこまめに変える必要があります。本当は使い捨ての歯ブラシが良いのですが、なかなか良い製品がありません。歯科医院で販売している形の歯ブラシでないと正しいケアはできません。
高級なホテルに置いてあるような歯ブラシでは使い捨てでありながら理想に近い形をしています。しかし市販しているのを見た事はありません。
私自身、不潔な歯ブラシ使用によって歯肉膿瘍が生じたのは3年に1回程度です。もちろん発症しても放置して自然治癒を待ちます。歯肉膿瘍の原因が不潔な歯ブラシにある事は世間ではもちろん、歯科医の間でも意外に知られていないのです