「尿を我慢すると突然死する」とテレビの某番組で言っていました。本当でしょうか。尿を我慢するストレスで自律神経系の交感神経が優位になる。その結果、血管は収縮し血流が悪くなって血栓が出来て血管が閉塞し心筋梗塞や脳梗塞の原因になる、という解説でした。
生理学的にはわかりやすい説明です。しかし確率は如何でしょうか。それ以前に科学的事象を公にするには不適切な提示です。例えば50歳代の男性が尿意を半日我慢すると1割のヒトに血液の性状が変化する、というような具体例を出す必要があるのです。
尿の我慢=突然死というのは飛躍しすぎです。テレビや週刊誌では見せる必要がありますから大袈裟な表現が受けます。しかし鵜呑みにして不安になったり逆に信じて頼っていては身が持ちません。いい加減な都市伝説的情報も多いわけですから。
以前、昼のテレビ番組で●●を食べると認知症予防になる。××を食べると風邪を引かない。という内容のものがありました。すると翌日店頭から商品が売れすぎて消えるそうです。、まったく愚かしい事です。キノコを食べると悪性腫瘍の予防になる、と言って摂取量と予防効果の相関関係をグラフにしていた事がありました。不自然なのでグラフに目やると、小さな文字で(ウイルス性の悪性腫瘍に対して)とありました。つまり重箱の隅を突付いたような知識をテレビで堂々と言うのです
同じような例が糖質制限を通しても見えてきます。「糖質は3大栄養素のひとつ」「ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源」「糖質が不足すると認知症になる。」このような事を平然という(書く)テレビや週刊誌を信用する事は危険です。
糖質制限を通して、情報を鵜呑みにしないという感性が身に付いた事は嬉しい事です。これからも自分のアタマで考え真実と都市伝説の判断ができるように訓練していきたいです。その意味でも、今後どんどん健康番組を見て週刊誌の健康記事に目を通していくつもりです。