糖質制限と歯痛 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

【40代男性。約10年前に下顎奥歯の詰め物が取れるも放置していたところ、3年前より2次う歯がみられ、それが原因で間欠的な鈍痛がみられるようになった。1年前からは温熱刺激でも痛みが出現するも放置。時に拍動性自発痛を認める。顎下リンパ節腫脹疼痛はみられない。尚ここ半年以上患歯を含めて口腔内の症状は完全に消退している】



恥ずかしい話ですが、私の事です。酷いう歯がなんと自然治癒したのです。正確には寛解(疾病は治癒していないが、症状がなくなった事)したのです。


特に冬に疼痛等の症状が出ていました。私の場合、咽頭炎や麦粒腫といった感染症も冬に出る事が多かったのです。寒いと明らかに免疫力低下して細菌が暴れているのです。う歯も感染症です。う歯の原因は細菌ですから。歯肉が腫れるのも同様。



改めて糖質制限するという事は副作用が皆無の抗菌剤を長期にわたり服用している状態だと言えます。ですから咽頭炎や麦粒腫同様に同じ感染症である虫歯も寛解し症状が出ないわけです。事実レントゲン診ても進行していません

嬉しい事に常にサラサラ唾液が分泌されています。ですから、う歯による口臭も問題ありません



私が糖質制限を開始したのは昨年6月です。う歯の症状が夏以降まったく出ていない事を考えると、意外に「即効性」があるのかもしれません。


糖質制限をしっかりすると歯科医の仕事が減る事は確実です。素晴らしいことです。う歯と歯周疾患の原因が細菌である事を考えると当然の事なのです。これからも体験を通し歯科医の立場から糖質制限について考えていきたいです