糖質制限と便秘 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

糖質制限すると便秘した、というヒトが居ます。そんな声を何人かから聞きました。本当でしょうか。


毎日排便しなければ便秘、という言い方はしないようです。肛門まで食物摂取後最大72時間かかると生理学で習いました。又極端な場合、毎日排便あっても腸内の不快感があれば便通異常と言うようです。


糖質制限すると便秘する、という思い込みが便秘という症状につながっているような気がします。もちろん皆無ではないでしょうが、糖質制限が原因で便秘するよりも精神的ストレスによる便秘がはるかに多いはずです。



糖質制限するとリラックス時同様、副交感神経が優位に働きます。これによって益々穏やかな精神状態で居られます。この場合腸管の蠕動運動は促進されます。つまり便秘と逆の現象であるはずなのです。


これは本屋さんで立ち読みすると便意を感じるのと同様です。①本屋さんのニオイが便意につながるのではないでしょうか。②それとも本屋にはトイレが無いのでトイレに行けない、という緊張感から逆に行きたくなるのか・・・。


後者では緊張、興奮状態で優位に働く交感神経の影響であるかのようにも考えられます。しかし本屋で緊張しているヒトは少ないはずです。やはり前者の説が正しいはずです。


食を楽しむ、糖質制限する、いずれも副交感神経優位になります。がしかし、糖質依存症のヒトでは糖質を摂れないストレスが原因で交感神経優位になっているのかもしれません。


この場合便秘になるのも説明がつきます。

では糖質制限して便秘になった場合の対策はいかがでしょうか。決して糖質食に戻すのではありません。糖質依存症が治癒するまで待つ事です。糖質依存症の唯一の治療法は糖質制限です。待っている間、運動や生活習慣の見直しで便秘対策するほかありません。食物繊維を大量に摂るのも一案かもしれません。そして糖質依存症が解決した時、糖質制限で毎日快便となると考えられます。