口内炎の原因は色々ありますが、最も多いのは寝不足等の不摂生が原因で、疲労が蓄積した場合にみられます。ですから、免疫力を高めると自然と治るのです。
免疫力を高める方法としては、①安静(睡眠)②空腹③運動等があげられます。そして具体的なストレスに気づいていれば、それを回避する事です。これに加えて口内炎の場合、口腔衛生状態の改善も肝要です。詳しくは【歯科の話・はじめに】をお読み下さい。
②に関連して糖質制限も有効です。
口内炎の「炎症」とは刺激に対する身体の防御反応です。ですから、症状は辛くても症状を塗り薬等で押さえ込むのはお勧めしません。刺激=細菌ならば口腔衛生状態がよくなると無くなります。又それを助けるのが①~③なのです。
舌や頬粘膜に炎症があると食事がしにくいです。これも良い事なのです。口内炎に限らず、身体に何らかの症状がある場合には空腹状態を持続する事で治癒が早くなるからです。ですから口腔内に痛みがある時には、食べないで空腹状態を楽しむくらいの感覚が必要なのです。
口内炎で歯科や口腔外科、耳鼻咽喉科や内科を受診すると軟膏やうがい薬、場合によっては内服薬を処方される事がほとんどです。しかし口腔衛生状態の改善と①~③を心がける事が本当の意味での「治療」です。薬に頼ると症状は改善しても単に押さえ込んだだけなのです。誤魔化している、というのは言い過ぎかもしれませんが・・。ですから何度も口内炎を繰り返す場合が多いのです。そして口内炎が治っても今度は麦粒腫(ものもらい)、咽頭炎、というように常に身体がストレスと戦っている状態になってしまいます。風邪やインフルエンザにも罹患しやすい状態といえます。
薬では何ら根本的な解決になりません。ですから口内炎で安易に薬を使うのは疑問なのです。もし、何かに頼るとしたならば体質改善のための漢方薬投与や鍼灸治療が有効だと考えます。本当は自然治癒力を信じる事が一番です。
2週間以上たっても治癒しない口内炎や発熱、リンパ節の腫脹を伴う口内炎の場合、他にも症状がある場合には医療機関を受診する必要があります。