歯学部の世界では時々妙な現象が見られます。
東都大学歯学部(仮名)の環境衛生学講座(仮名)で教授退官に伴い新しい教授選がありました。立候補したのは他学の准教授の他、同大学同講座のA准教授とB講師です。
結果B講師が教授になりました。
A准教授は50歳代後半、B講師は40歳代前半です。又同講座には同じく50歳代前半のC講師=50歳代後半がおられます。
恐ろしい事にB講師、いや新しいB教授は学生時代にA准教授とC講師の講義を受けました。ですから卒業後すぐに入局したB元講師に対してはA准教授らは当然「B君」と呼びます。
ある日突然、教え子が上司になってしまったA准教授とC講師。きっと内心穏やかではないはずです。両氏は他学にでも出ない限り永遠に講座を率いる立場に立てないわけです。
近年どこの大学でも若返り人事が叫ばれているようで、業績第一での選考となっているようです。理屈はわかりますが、講座の発展を考える場合あまりに乱暴な人事はいかがなものでしょうか。
A准教授とC講師は本当にお気の毒だと思います。