糖質制限をはじめた頃、低糖質のパンをいただきました。風味が良く満足感がありました。通常のパンの2割程度の糖質でこんな美味しくできるのか、と感動しました。
しかし2回目はありませんでした。考え方の問題なのです。専門家をはじめ、(低糖質のパンは)糖質制限者のみなさん肯定されています。では何故私だけが手を出さないのかというと、これが引き金になって糖質制限をやめてしまいそうな気がしたからです。(糖質摂取の入り口になる)
アルコール依存症のヒトにノンアルコールビールを勧めるようなものだと考えています。アルコール依存症では料理に使用されるアルコール分も駄目なようですが、健康人で糖質制限している私の場合、制限を解除する選択権は自分にあります。ですから、「今日1日は解禁」と宣言して普通のパン鱈腹いただいてもよいのです。その方が潔くスッキリすると考えます。(一度も実行したことありませんが)
先月某所で飲んだ時に以前よく顔をあわせてた30代の女性が1年ぶりに顔を出しました。「肝臓癌になったからアルコール飲めない」と宣言。そして1本目はコーラの瓶が出てきました。店のヒトも久しぶりだったようで話がはずみ2本目はジュース。私はウイスキーを風味付けだけでもしたような極薄いものを選択した方が良いのになあ・・と思っていました。そして3本目再びコーラ。店のママはサービスだといってどんどん砂糖水を飲ませます。
この場合、ノンアルコールビールも選択しなかったのは何故?
アルコール摂取に繋がるからか?つまり私が低糖質パンに手を出さないのと同じ事なのかなあ・・・と考えていました。必要以上に身体的精神的問題を他人の私が口を出すのは良くないので、黙ってました。しかし1時間にジュース3本。角砂糖にして40個以上摂るのが肝臓にどんな影響を及ぼすのかと考えると恐ろしくなりました。
私が帰る時、「ここのウーロン茶は最高級(嘘)だから美味しいよ」と言うのが精一杯でした。久しぶりに会ってとても楽しく話ができてよかったのですが、何か引っかかる思いで店を出ました。実際問題として肝臓癌で肝臓の組織が線維化していては少量のアルコールも駄目でしょう。だからノンアルコールビールが呼び水とならないようにジュースにしたのだ、と考えました。がしかし砂糖の量が・・・。
本当は癌をはじめ身体に問題を抱えたヒトに対してこそ糖質制限の話をすべきなのですが、そんなヒトに対して躊躇してしまいます。