思考の整理(2) | ナマケモノCDの雑想ブログ

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クリエイティブな日々の幸福

毎日、さまざまなことを考えている。そのはずです。次の取材の段取りをして、この特集の人選を考えて、写真のチョイスと先割の構成の打ち合わせをして、アレの仕上げをチェックしないといけないし、経費の精算もしないといけないし、メールの返事も返さなくてはいけないし、晩飯のメニューも重要だし。どうして、こんなに「考えなければいけない」ことが山積みで、息が詰まりそうになります。

意識の表面に次から次へと、アブクのように「やらなけばいけない」と思っていることが浮かび上がってくる。じゃあ、浮かんでくるアブクを待ち構えていて、一つひとつすくい上げて書き留めてみる。ノートに記録された言葉は、頭の中で考えていたほど深刻ではない。いやいや、記録した言葉が不正確なんじゃないのか。自分が考えていたことは、いったい何だったのか。文字にして記録すると、重要ではなく些細なことに変質してしまうのでしょうか。

子どもの頃から「人間の意識とは何か」ということに興味を持っていました。古来より哲学的な領域や宗教的な分野で語られてきて、近年では茂木健一郎さんで知られるようになった脳科学や認知科学で解明されようとしています。

僕の持論なんですが、人間の思考というのは、そんなに論理的に展開されているのではないと思う。経験からの想起、イメージの連続、外部の刺激による偶発的な発火。ランダムに生成されているイメージだから言語化すると、意味が変質してしまうのかもしれません。頭の中のイメージは、決して『言語化』されることはない。『言語』で正確に表現することは、至難のワザだと思います。

まあ、これは、いつもテキトーに考えているかという僕のグータラの証明でもあります。自分の思考を論理的にきっちりとコントロールできる人から見れば、なんと子どもっぽい言い訳でもあります。