前回にも書いた通り、奪ってでも取るつもりの中国と話し合いで解決できるはずもなく、
日本はとられないための対策を取るほか方法がありません。

で、もう一度なぜ中国が尖閣が欲しいのかを整理したいと思います。

1.尖閣諸島近海に海底油田の存在が確認されている。

2.沖縄を取るための前段階。太平洋への安全な進出への足掛かりとなるため、中国にとってかなり重要な位置をしめます。

まず1に関して、これは地下資源による発電に代わる代替エネルギーを開発すれば一気に解決します。海底油田の発掘に係るコストよりも代替エネルギーが安ければわざわざ開発する必要もなくなります。20年ぐらいで解決するのではと思います。

そして、2。これは日本が憲法改正して軍隊を持つか、アメリカともっと緊密な関係になるか。いずれにせよ、うかうかしてると本当に侵略されます。
はとぽっぽが言ってるような絵空事は通用せず、沖縄に米軍が駐留することによりなんとか維持しているにすぎません。
中国資本は沖縄の土地を買いあさっており、沖縄訪問ビザなら容易に取得可能。
つまり、どんどん沖縄の中国化が進んでいる状況です。
沖縄の人たちも本土がどうとか言ってる場合じゃないことに早く気づくべきです。
気が付いたらチベットみたいに文化を破壊され差別される最悪の状況になりかねません。

今の外務省にも政府にも対策を取るだけの根性のある人間がいないことが最大の問題でしょうか?
丹羽なんちゃらっていう経済界出身の中国大使は自分が儲かればいいと考えてるだけの利己主義者だし。
そもそも旧態依然の経済界は日本なんかどうでもよく、会社が持てばいいと考えてます。

あと20年か30年、今の老人から世代が変わって、若い世代が社会を担えば、少しは改善すると思います。
日本もいい加減戦後から卒業して新しい時代を進まなくてはなりません。
久しぶりですが、なんとなく更新を

尖閣諸島でもめてますが、一度双方の言い分をまとめて見る必要があります。

どこも詳しく報道しないので、結局感情論になってしまうのです。

日本はご存じのように1885年に無人島だと確認して1895年に日本の領有だと閣議決定しました。

では中国はというと、明の時代に発見しており、その後もたびたび文献に名前が出てくる。当時の国際法(大航海時代)では発見した国が領有権を持つので、釣魚島は中国のものだ。との主張。

中国はそもそも沖縄(琉球)も当時清朝の属国だと主張しており、第二次世界大戦後の日本との国境引きにも異論を唱えています。

尖閣諸島の領有権を中国が主張するようになったのは1971年に尖閣諸島海域に石油が埋蔵されていると発表があってからです。それ以前の明の時代云々ってのはその後引用してきた部分です。

ここまでまとめると、石油の欲しい中国の言い分は筋が通ってないわけでもない。
が、日本側には少なくとも反日デモとかで泥棒呼ばわりされるいわれはこれぽっちもないわけです。

まあ、デモしてる人たちは無知層(視野の狭い大学生を含む)なので、基本的に無視してればいいのですが、気分はよくないですね。

デモで日本車や味千ラーメンをこわしてましたが、車はメーカーが日本といえど、工場は中国、作っているのも売っているのも中国人です。店は香港資本のれっきとした中国企業です。デモ参加者がいかに無知かお分かり頂けると思います。

解決の糸口は正直ないので、実効支配をより強固にしていくほかないでしょう。

私にできるのは、ちゃんと話のできる人と交流をする事。
日本人として中国人に日本や日本人というものをわかってもらう。
これしかありません。
中国人民元と円の直接取引が開始されました。

ドルが必要なくなると、ますます円高ドル安になります。

そうなると当然人民元高ドル安も同時に進まなくてはバランスが取れません。

中国としては人民元高には歯止めをかけたいところでしょう。

ということは、円と人民元の為替を円高人民元安に持っていくということになるでしょうか?

円をもっている方が得ということになるなら、中国側がドルではなく円で取引したがる可能性があります。

契約時よりも円が高くなるなら、それは彼らの大好きな投資と一緒です。

契約と集荷の時間差で為替で損をすると損を補えとわけのわからないことを平気で言う上、得しないだけでぶつぶつ文句を言います。

さらに、ドルに関しては日本企業の多くにまだドル円の為替スワップ契約が残っています。

すぐに円での取引は難しいのが実情です。

中国側には理解を求めたいところですが、どうも面倒な仕事がふえることになりそうです。