きもの着付 基礎クラス 1回目 | きもの着付とお料理教室 wayori @港区白金

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母の影響で子供の頃から日本の伝統衣裳「きもの」をこよなく愛し、日本の伝統食をベースとしたマクロビオティック、
母から受継いだ手作り発酵食品・保存食を日々の暮らしに取り入れています。
お教室やブログを通して、みなさんの暮らしのお役にたてるとうれしいな♪

きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。

 

wayoriのきもの着付基礎クラスのお稽古内容について詳しく記していこうと思います。

 

着付教室にご興味のある方にとって、ご参考になれば幸いです。、

また、いつか教室を主宰したいと思っている方のお役に立てれば嬉しいです。

そして、修了生が初心にかえり、改めて着物を楽しんでいただけたら何よりですハート

 

基礎クラスは4月10月に開講しています。

その前に体験レッスン「はじめてのキモノ着付」を開催しております。

 

募集告知はブログのみ、申込みはメールのみです。

 

体験レッスンに必ず参加しないと入学できないというわけではありませんが、

ご都合がつくようでありましたらご参加いただきたいと思います。

 

カリキュラムは、12回/6ヶ月で、普段着と礼装をお稽古します。

 

平日クラスは月に2回、土曜クラスは1日に2回分をお稽古します。

1回あたり2時間です。

度々、時間オーバーしてしまいますのでお急ぎの方はご遠慮なくお申し出ください。

 

今日は1回目のお稽古についてです。

 

このような感じで2時間座ったままですので、楽な服装でお越しください。

あぐらでも体育座りでも構いません。着物は着ません。

前半の1時間は着付小物の説明です。
1時間も!?と思われるかもしれませんが足りないくらいです。
 
着物の着方は何通りもあります。
同じ「伊達締め」でも種類がたくさんあります。
ゴムの伸縮率はメーカーによって全然違います。
紐は滑りの良いもの悪いものがあり、用途によって適しているものが異なります。
 
一般の着付講師は自分が習った着方をそのまま教えます。
一つの教室で3通りも4通りも着付を習うことはありません。
着付が人によって違うことすら思いもよらない先生がいても不思議ではないくらいです。
講師免除を取得後にわざわざ他の着付教室へゼロから通う方もほぼおりません。
 
私はその「わざわざ」のタイプです。
大手の着付け学院で5年学び、所属講師を5年経験した後に何通りもの着付を学びました。
 
その中で初めての着付をお稽古される方が使いやすく、着崩れしにくく、
どこでも買える着付小物でお稽古をすることにしました。
 
(あるのですビックリマーク使い方が特殊な着付小物や手に入りにくい着付小物。
また、高いものが良いとは限りません。ロットが少ないor宣伝に力を入れていると高くなります。)
 
着付小物の中でも特に紐類の結び加減を正確に伝えるのはとても難しいです。
人によって「きつい」とか「ゆったり」の感覚は絶妙に異なります。
wayoriではモスリン紐は1本も使いません。
紐がなくても着られます。崩れません。
 
グループレッスンでは各々の着付小物が異なると説明に時間が掛かり、お稽古が進みません。
可能な限り、グループレッスンでは同じような小物を使っていただきます。
(個人レッスンはお好きな着付小物でOKです)
 
着付小物だけでも衣装ケース数箱分も買って、試しています。
試すというのは、柔らかも(小紋や訪問着など)と紬の両方に使ってみて、1日外出し、
着崩れ等を確認するところまでです。
 
そのようにして同じ小物でも、メーカー、手触り、伸縮性、サイズなどを吟味しています。
お稽古では、見た目は同じでもNGの小物も皆さんに触って比較していただきます。
更に各自がお持ちになった着付小物も比較していただきます。
 
このようにして、納得していただいた上で小物を揃えていただきます。
可能な限り手持ちにあるものを使い、足りないものや劣化しているものを新調するように
していただきます。
 
呉服屋さんやネットで買えるものばかりですが初回のみ着付小物の代理購入を承っております。
呉服屋さんに依頼して、そのままの金額で次回のお稽古でお渡しさせていただいております。
 
後半は、長襦袢に半衿を縫い付けます。
両面テープで貼ったり、ジッパーで付替える専用のものもありますが手縫いを勧めております。
 
半衿はとても目立つ場所ですので前姿は衿山がよれよれしないように、
衣紋の内側はピンと張った美しい姿になるように付けます。
 
半衿は付け方次第で美しさが異なりますので、
お裁縫が苦手でも着物を着たいと思ったら半衿付けだけは好きになってください。
 
最後に長襦袢の畳み方を一緒に行います。
 
鉛筆プリント
①着付小物一覧表
着付けの準備をするときに一覧表の下から順に小物を重ねていくと着られるように書いてあります。
②畳み方
長襦袢と着物の畳み方をイラストを交えて説明しています。
「片付けることは次に着るための準備です」と毎回伝えていますので畳むことも丁寧に正確にビックリマーク
③着物の名称
着物のイラストに各名称が書いてあります。
お稽古は「あそこ」「こっち」と言わず、「掛け衿」「おくみ」「褄先」などと着物の名称で説明しています。
 
鉛筆宿題
①ウェスト補正を準備すること
②着付小物や着物の名称を何となくで良いので覚えてくること
 
花火次回は基礎クラス2回目のお稽古です花火

 

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