今月のきもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
きもの着付エレガンスクラスの受講生(4月からの皆さまも)、修了生の皆さま、
リモート無料レッスンを承っております。
お時間とお気持ちにゆとりが出来ましたら、いつでもご連絡くださいね。
着付けのお稽古はお休みですが、着物姿を着付けの受講生や修了生にお届けしたいと思って始めた今月の着物コーデ。
最初の1枚は、お稽古で着たことがなくて、ブログにもほとんど出したことがなく、インスタグラムにもポストしていない着物の中から。
その中で上品で、華やかさもあり、落ち着きもあり、wayoriを思い出していただけそうな着物を選びました。
アップ後に受講生や修了生から「久しぶりに先生の着物姿を見られて嬉しかったです」、
「素敵な着物に癒されました」、「変わらない先生に私も平常心を取り戻せました」、
「私たちのために先生がアップしてくださっているのだなぁと伝わってきました」などのメールをいただきました。
医科研の桜をアップした時も同じような反応がありました。
私の気持ちが伝わっている方が少しでもいてくださって嬉しいよぉ~![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
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![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
私自身はお稽古がお休みというだけで、他はほとんど変化のない暮らしをしています。
自宅にいることも好きですし、子供やペットもおりませんし、主人は仕事をしていますので。
ブログやインスタの内容にも特に変化なく、メールでのお問い合わせがときどきあり、お稽古の代わりにリモート無料レッスンをときどき。
至って、平穏
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![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
しかし、お買い物に出掛けたり、SNS上での交流は変わってきていて、疑問を感じることもたくさんあります。
このような時期だからこそ、個々の交流の本質が見えてくるような気がします。
まわりに流されず、振り回されず、心を乱されないように
。
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
お断りすることも必要と感じています。
来月も淡々と着物コーディネートをアップしていきます![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
日常が戻った時に取り戻すべきことがあると思いますので、そのための準備をしておきたいと思います。
受講生や修了生はお着物から離れていても大丈夫。
御復習い会も個人レッスンも経済的なご負担があまり掛からずに受講していただけるようにしたいと思っています。
コーディネートやお買い物の相談など皆さんが気軽に情報交換できる機会なども作りたいと思います。
アウターコロナは、楽しいことがたくさん待っているはずです。
それを信じて、お家で過ごしましょう。
お仕事がお休みできない方はくれぐれも気をつけてお過ごしください。
では、4月のコーディネートを振り返ります。
辻ヶ花作家のご子息(ご子息も作家さん)から購入したのですが、落款もあるのにお名前が思い出せない・・・。
若い頃は「誰が」「どこの」ということよりも、「いつ、どこの呉服屋さんで」という記録しか残しておらず、作家や織元・染元などが不明のものがたくさんあります
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![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
帯の柄は御印龍炎文(おしるしりゅうえんもん)。
龍炎文は美智子様や雅子さまのご成婚時に着用されたローブデコルテに使用された柄です。
帯留めは舞妓さんのぽっちりを小振りにしたもので装飾は全て本物です![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
私にとって、ここぞ
という華やかなシーンの帯留めです
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![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
帯揚げはお仕覆の刺繍(全然見えていませんが)にぼかし、三分紐は銀糸、五嶋紐です。
この時は藤というよりも不死鳥の羽のように私には見えました![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
帯はつなぎ笹華文です。
「つなぎ」とは永遠、終わりのない、繰り返すなどの意味があります。
不死鳥とつなぎに今の想いを込めました
。
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
帯揚げは藤色に紫の輪出し、帯締めは道明の三井寺です。
この着物に紋付の黒羽織を重ねて、私や兄たちの式典に母が来てくれました。
今年は式典が中止になったり親御さんが出席できなかったりしたようで胸が痛みました・・・
。
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
帯揚げはぼかし、帯締めは道明の唐組桐壺です。
祖母の反物を母が私のために仕立ててくれました。
帯揚げは京都きねやの四段ぼかし、帯留めは水引、三分紐は五嶋紐。
京都の呉服屋さんが織元に別注したもので、華やかな大島紬。
コプト文様のふくれ織りを合わせました。
帯揚げは薄灰色の無地、帯締めも似たお色の冠組です。
イカット織はインドネシアの絣の織物で生地は木綿です。
この日は関西巻きに。右上は関東巻きバージョンです。
帯揚げは渦巻き模様、帯締めは動く小田巻がついた丸組。
辻ヶ花の総柄小紋に組織の袋帯を合わせました。
20代前半に一目ぼれをして、母に「買って、買って~
」と泣き落としたような
。
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
帯は関西巻きにしました。
帯揚げは、銀糸の丸文の刺繍(見えない
)がところどころに。
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
母にプレゼントしたものですが私の手元に。
帯締めは両面使いで、反対側は縁が銀糸・中央が黄色になるのでより華やかです。
紅花紬に3m52cmの八寸。短い帯の締め方を研究しようと思って洋服の上から始めたのですが、やはりフルで着たくなりコーディネートは適当です
。
![お願い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/517.png)
帯揚げは黄色の輪出し、帯留めは千鳥、三分紐は五嶋紐。
お召しに染帯です。
お召しは無地っぽく見えますが薄桃と薄緑です。
帯は秋の七草・なでしこです。
なでしこは、種類が多く、開花時期は4~10月なので「秋」を意識せずに着用しています。
帯揚げは和小物さくらの無地、帯締めは道明の笹浪組 つづれ錦暈し。
貝合わせの飛び柄小紋に紹巴の袋帯を合わせました。
1年前の京都旅行を思い出しながらそのときの組み合わせで。
小物は変えました。
帯留めは九谷焼で、織田恵美さんの作品です。
綿薩摩に栗山工房の染帯を合わせました。これも1年前の京都旅行と同じ組み合わせです。
小物は変えて、帯揚げは京絞り寺田、帯締めは母の古いものです。
緻密な蘇州刺繍は見ているだけで泣きそうです
。
![ハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/142.png)
帯は20代の時に銀座三越で購入しました。
芯を入れず、未仕立てのまま着用しています。
帯揚げは辻ヶ花の訪問着と同じもの、帯締めは雪輪文様の平組。
以上、12コーデでした。
ちなみに、私は家の中で着物で過ごしているわけではありません。
「おうち着物」は、美しい所作を身につけたい方にはお勧めします。
その場合は浴衣・ウール・木綿で充分です。
正絹の着物を着て、家事もデスクワークもしません。
毎回、着付小物や手順を変えて、着付の研究をしながら着ています。
最後にお写真を撮ったら、さっさと片付けます
。
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
先の見えない自粛生活ですが、先が見えるようになるために自粛は必要です。
きっと、もう少し・・・。
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