きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
披露宴が始まります
テーブルには末広・蝶・菊の切りえ絵が施されたRECEPTION CARDが。
プロフィールのお写真がそれぞれ美味しものを食べているところ。
微笑ましくて可愛いお二人です。
席次表を見たところ新郎のお友達がたくさん
明るく、気配りが出来る新婦ですから
新郎のお友達にも愛され、頼られる存在になると思います。
テーブル装花もビタミンカラーでありながら気品漂うアレンジ。
深紅のダリアがまるで新婦のように輝いてました。
よく見ると・・・プレートには「辻甚」の名が
いよいよ新郎新婦のご入場です
豪華で華やかな色打ち掛けのAちゃんにうっとり、うるうる
まずはケーキ入刀
新郎の友人たちがばぁーっと一斉に近づいてきました
思わず、そちらをパチリ
新郎と友人たちとの仲がうかがい知れます←愛されキャラ
さて、お料理です。
元料亭旅館のフレンチだけあって、どれもひと手間かけたお料理です
八寸は意外にも動物性の食材が多いのですが、
甘くてジューシーなほうずきがお口の中をさっぱりさせ、
良いお仕事をしていました。
ひらめのお造り、かぼちゃのスープ。
ひらめの食感も、スープが冷製というのもよかったわ~。
脂の乗った白身魚まで一気にいただいた感が
お魚がすっごくプルプルして甘みがあり美味しかったわ
最近の和装婚は自毛が多いですね。
自毛の場合は簪は挿さずに生花が流行り
新婦の生花のヘッドドレス、素敵な色味でした。
髪の色にも色打ち掛けにも合っていて色の調和が見事です。
あっという間にお色直しです。
新婦はお母さまと退場されました。
もぅ、この姿だけで感極まります
そして、新郎は妹さんと腕を組んで退場。←珍しい
兄妹の仲が良いのは安心します←嫁に出した身内目線。
妹さんの帯は、界切線を表に出す「関西仕立て」でした。
関東だったら嫁いだ妹は黒留袖をお召しになるのが一般的です。
冠婚葬祭は地方によって違いがあるので興味津々。
重ね衿は色つき、お草履の巻の部分がお振り袖が合いそうな
濃い色で目を惹きました。
ママですがまだまだお若いですし、女性ゲストが少ないので
色留袖姿は華を添えていました
着付はおはしょりが出てない出なかった
ご一緒したCさんは京都で着付けていただいたのですが、
彼女もおはしょりがほんの僅かでした。
「これでいいんです」と着付師さんがおっしゃったそうです。
おはしょりが充分に出るはずの身丈なのに・・・。
関西では「おはしょりは、極少なめ」なのかしらと、
こいうことが気になります
だって、「自分の常識は他人の非常識」ですから、
常に柔軟な目線でお勉強させていただき、
いつまでも古臭い脳内ではいたくありません
着こなし方は、関東風・関西風とか、
江戸好み・京好みなどと言われます。
着付学院の試験は、あくまでも試験用の着こなしです
お色直しをした新婦がお父さまと入場され、お父さまから新郎へ。
感動の1シーンです
照れくさそうでちょっぴり淋しそうなお父さまが印象的です。
お母さまのお振り袖を纏った新婦
白地に百花。
まるで嫁ぐ日のために誂えたような花嫁にぴったりの上品なお振り袖。
色打ち掛けの後にドレスをお召しになる方が多いと思いますが、
私はお振り袖を着て欲しいと常々思っていました。
(和装をしなかった私が言うのもなんですが・・・。
だって、お稽古で白無垢、何度か着ちゃったし~)
中でも黒字のお振り袖がいいなぁと思っておりましたが、
白地も素敵です。
なかなか白を基調としたお振り袖はないので眼福でした。
お料理はいよいよメインのお肉
牛フィレに押し寿司。
冷たいデザートにウェディングケーキ
同じテーブルの新婦のご友人二人がデザートのあとにスピーチ
お二人ともド緊張それがすごく伝わってきてお料理の味が記憶喪失
私、緊張しないタイプなのですが人の緊張は移りますね~。
その割には「なんでやねん」と途中でいうんだよ。
笑いをとらなきゃダメダメと随分茶化して遊んでしまいました。
だって、お二人とも可愛いんだもん
披露宴も間もなくお開きとなります。
新婦のお手紙、お父さまのご挨拶。
感動シーンがたたみかけます。
Aちゃんのことは、みんなが「しっかりしている」と言いますが、
しっかりしているという言葉の意味はとても深いものがあります。
彼女とはとても愛情深く、母性の強い女性だと思います。
常にまわりに目を配り、自分の立ち位置をその時々に
合わせて変えられます。
ときには仕切り屋になり、ときには控えて皆さんに合わせたり。
表に出たり、後ろであれこれ動いたり出来る人です。
面倒な役だって、さらっとやってしまったように見せることが出来ます。
妹のような存在ですが末っ子気質の私にとっては
ついつい甘えたくなる存在。
離れてしまってとても淋しい。
本当はとっても淋しいよ。
ご主人やご主人のご家族にかわいがってもらうんだよ。
いついつまでもお幸せにね
私の装いについては(どうでもよいと思いますが)、
次回に続きます。
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