きもの着付とお料理教室wayoriのたにぐち順子です。
今日はエレガンスクラスでした。
お稽古の内容は、紋付きの着物と袋帯で
美しい着姿にこだわって着ること。
基礎では、美しさにこだわらず、まずは手順を覚え、
丁寧に着ることが優先でした。
頭で考えずにスムーズに手が動かせるようになったら、
細かいところにこだわって着て欲しいなと思っています。
例えば、背縫いや帯枕の位置、お太鼓の山の形、帯揚の始末、
褄先、裾の長さ・・・挙げたらキリがありません。
裾除け・肌襦袢を着たらチェック
長襦袢を着たら、前姿・後姿をチェック
着物を着たら、全身チェック
納得出来たら、袋帯で二重太鼓
細かいことを言ったら本当にキリがありません。
どんなに綺麗に着たつもりでも、
動けば、どこかが着崩れちゃうなんてことも。
私もむかーし昔は、帯が緩んできたり、衣紋が詰まってきたり
裾が短くなったりしたこともありました。
今では、出掛ける前も帰宅後もほとんど着姿は変わりません。
お稽古を繰り返せば綺麗に着られるとは限りません
街で美しい着物姿の方を見かけたら、ただ「キレイ~」と見ずに、
どこがどう綺麗なのか、どうしたらそのように綺麗に着られるのかなど
研究してください。
私も、365日研究継続中です
着物は紫の色無地です。
着付学院の講師時代に永年勤続5年表彰を受ける際に
手持ちのピンクや赤の色無地ではなくて、かっこいい色無地が
欲しくて誂えました
紋は、格調高い染抜き日向一つ紋です。
帯は袋帯です。
江戸時代の大名行列(千人行列)が織られています。
たれ先や手先にも行列が~
この帯に、古典柄や平安調柄の着物を合わせるのは不粋です
やっぱり、江戸小紋や色無地などが私好みです。
特に、紋付きの江戸小紋は時代がぴったりです。
江戸小紋の柄は、江戸時代、武士の裃から庶民に広がった型染め。
こんなところにこだわるのも、また楽し
小物は白地に金糸銀糸です。
留袖だけに合わせるものではありませんよ
留袖にはもちろんですが、他の着物でも格調高い装いにはOKです。
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