おはようございます!
プログレス学習教室の坂田です。
数学のテストで「速さ」の文章題が出た瞬間、
「うわ、出た……」
って身構えちゃうこと、ありませんか?
ノートの隅っこに「み・は・じ」とか「き・は・じ」の丸を描いて、問題の数字を当てはめてみる。
でも、なぜか答えが合わない。
「分」と「時間」が混ざってきたり、登場人物が池の周りを反対向きに歩き出したりした途端、
「え、どの式使えばいいの!?」と頭が真っ白になってしまう。
一生懸命公式を覚えて解こうとしているのに、手応えがないと悔しいですし、どんどん苦手になっちゃいますよね。
でもね、最初にハッキリ言っておきます。
解けないのは、あなたの計算力や考える力が足りないからじゃありません。
つまずいてしまう理由はすごくシンプル。
数字を公式の穴に無理やり詰め込もうとして、
「速さって、そもそもどういうこと?」
っていう一番大事な意味を置き去りにしちゃっているだけなんです。
丸暗記した公式って、問題の形がちょっと変わったり、少しひねられたりしただけで、とたんに使えなくなっちゃうんですよね。
速さの問題をスラスラ解けるようになる一番の近道は、
思い切って一度、公式を忘れてみることです。
たとえば、「時速4km」って聞いて、何を思い浮かべますか?
これ、ただの「4」っていう数字じゃなくて、
「1時間歩き続けたら、4km先まで進むスピード」
ってことですよね。
そう言葉の意味をちゃんとつかむと、難しい公式なんて使わなくても、当たり前のことが見えてきます。
1時間で4km進むなら、2時間歩けば倍の8km進む。当たり前ですよね。
じゃあ、30分(1時間の半分)しか歩かなかったら?
進む距離も半分、2kmになるはずです。
「分速60m」なら「1分で60m進むペース」。
誰かがトコトコ歩いていて、時計の針が1分進むごとに60m前に進んでいく姿を、頭の中でアニメみたいに再生してみるんです。
そして、ここからが一番大切なコツ。
問題文を読んだら、いきなり式を作ろうとしないで、
手元の裏紙にフリーハンドで1本の線を引いてみてください。
「ここからスタートして、1時間でこのへんまで歩いたな」
「後ろから自転車に乗ったもう一人が、このスピードで追いかけてくるんだな」
定規なんて使わなくていいです。ササッと描いた落書きレベルで十分。
自分の手で線を引いて状況を「見える化」してあげると、
「あ、1分ごとにこれくらい追いついてるじゃん」
「ここで追いつくんだな」
っていうのが、びっくりするくらい自然に見えてきます。
公式なんてものは、意味がちゃんと分かったあとで計算を少しラクにするための「補助輪」にすぎません。
自分の頭で「1分でどれだけ進むか」をイメージできるようになったら、どんなに長い文章題が出てきても、もう迷子にはなりませんよ。
今夜ワークを開いたら、公式の丸を描く前に、問題の主人公がトコトコ進む様子を裏紙にちょこんと描いてみてください。
その小さな落書きが、速さのモヤモヤを一気に吹き飛ばすきっかけになってくれるはずです!
