おはようございます。
プログレス学習教室の坂田です。
返ってきたテストの点数を見て一喜一憂したあと……
その答案用紙、カバンの奥底にぐしゃっと押し込んでいませんか?
「思ったより悪くて、もう見たくもない」
「やっと終わったんだから、テストのことなんて忘れたい」
本番に向けて一生懸命取り組んだからこそ、そうやって目を背けたくなる気持ちは本当によく分かります。
でも、点数だけ確認してカバンに封印してしまうのって、実は勉強の中で一番もったいない瞬間なんです。
■ 一番の近道は「今日中」に手を付けること
次のテストでグッと点数を伸ばしたいなら、もっとも効率的な方法は、
テストが返ってきた「その日のうち」に手を付けること。これに尽きます。
なぜ「今日中」なのか。
理由はとてもシンプルで、テスト中の自分の「迷い」や「つまずき」が、まだ頭の中に鮮明に残っているからです。
- 「この2択で迷って、結局こっちを選んじゃったんだよな」
- 「計算の途中で符号の処理が怪しくなって、手が止まったんだった」
こういうリアルな感覚って、2〜3日も経つと驚くほど綺麗さっぱり忘れてしまいます。
時間が経ってから解き直そうとすると、「そもそもどう考えて解いたんだっけ?」と思い出すところからやり直しになって、余計にエネルギーが必要になってしまうのです。
記憶が鮮やかな今日のうちなら、「あ、ここで引っかかったんだな」とすぐに見つかります。
原因がパッと分かるからこそ、わずかな手間で「次は絶対に落とさない力」に変えていけるわけです。
■ 全部やり直す必要はありません
だから今日、答案用紙を持って帰ってきたら、机の上に広げて少しだけ向き合ってみてください。
もちろん、全部の問題をノートにやり直す必要なんてありません。
最初からそんな大がかりなことをしようとすれば、誰だって気が重くなってペンが止まります。
選ぶのは「あと一歩で解けそうだった問題」や「途中で迷った問題」を、1問か2問だけで十分です。
解説を読んで納得したら、赤ペンで答えを写して終わりにせず、そこらへんにある真っ白な裏紙に、自分の力だけで最初から最後まで解き直してみてください。
誰かに「ここはこうやって解くんだよ」と教えてあげるつもりで、ペンを動かしてみるのがコツです。
何も見ずに自分の手で正解までたどり着けたとき、その1問はもう苦手ではなく、次のテストで確実に味方になってくれる「確かな武器」に変わります。
赤いバツは「失敗の証拠」ではない
答案用紙に残った赤いバツは、あなたの失敗の証拠なんかじゃありません。
「ここさえ見直せば、次はもっと伸びるよ」と教えてくれている目印(宝の地図)です。
今夜、カバンの奥から答案をそっと引っ張り出して、惜しかったあの1問だけ、自分の手で解き直してみませんか?
記憶が新しいうちのその小さなひと手間が、次のテストで大きな差になって返ってきますよ。
