返ってきたテスト、引き出しの奥に眠っていませんか? 次の点数を大きく変える「自分専用の宝探し」 | プログレス学習教室 橿原市

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おはようございます。
『プログレス学習教室』の坂田です。

テストが返ってきた日、点数を確かめたあと、その答案用紙はどうなっていますか?
机の引き出しの奥や、カバンの底にクシャッとなったまま押し込まれてはいないでしょうか。

保護者の方からも、
「点数に一喜一憂するだけで、間違えたところを見直そうとしない」
「言っても嫌がるばかりでもどかしい」
というご相談をよくいただきます。

テスト本番に向けて必死に机に向かい、張り詰めた時間の中で頭をフル回転させてきたのですから、終わった瞬間に「やっと終わった!」と気が抜けてしまうのは当然のことです。見たくない気持ちもよく分かります。

ただ、点数だけ確認して答案を二度と開かないのは、日頃の勉強の中でいちばん損をしてしまっている瞬間でもあります。

答案用紙は「どこでつまずいたか」を教えてくれるカルテ

テストの答案用紙には、今の自分がどこまで理解できていて、どこで手が止まったのかという事実がすべて残っています。

赤いバツを見て「嫌だな」と目を背けてしまうと、不思議なことに次のテストでも全く同じ落とし穴に足を取られてしまいます。
逆に言えば、悔しい思いをした問題の中にこそ、次の点数を押し上げる一番のヒントが隠れています。

ここから逃げずに少し手を入れるだけで、次の結果は確実に変わっていきます。

全部やろうとしない。「惜しかった1問」から手をつける

解き直しが嫌になる一番の理由は、「最初から最後までノートにやり直そうとするから」です。そんな重たい作業、誰だって手が止まります。

机に答案を広げたら、まずは「なぜ間違えたのか」をざっくり2つに仕分けてみてください。

① 計算ミスや読み落としなど、本当は解けたはずの問題

やり方は分かっていたのですから、解説をじっくり読む必要はありません。答えを隠して、裏紙の端っこでいいのでもう一度手を動かして正解まで書いてみます。
「自分の手で最後まで合わせる感覚」を一度通しておくだけで、本番特有のケアレスミスはぐっと減ります。

② 途中で解き方が分からなくなった問題

ここが本当の復習です。学校の教科書やワークの解説に戻り、「どうしてこの式になるのか」を納得いくまで確かめます。
「あ、そういうことか」と腑に落ちたら、解説を手でサッと隠して、真っ白な紙にもう一度自分の力だけで式を書いてみてください。

全部を完璧に直す必要はありません。
「この1問なら次は確実に取れる」という問題を1〜2問見つけて片付ける。それだけで十分です。

保護者の方へ――点数を見る前に、まず「お疲れさま」を

答案用紙が返ってきた日は、合計点や平均点に目が行きがちですが、まずは「最後までよくやり切ったね」「お疲れさま」と、本番まで机に向かい続けたこと自体を労ってあげてください。

子ども自身も、思うような点数が出なかったときは内心ショックを受けています。そこで「なんでここ間違えたの?」と言われてしまうと、防衛反応として答案を隠したくなってしまうのです。

少しホッとした様子が見られたら、
「どの問題なら次は解けそう?」
と軽く聞いてみてください。
人から「やりなさい」と指示された10問の解き直しよりも、自分で選んだ1問を解き直すほうが、何倍も力になります。

今夜、カバンから答案を1枚出してみる

テストの価値は、誰かと点数を競い合うことではなく、自分の現在地を知って「次はどこを補えばいいか」を掴むことにあります。

答案用紙にある赤いバツは、努力が足りなかった証拠ではなく、次に伸ばせる場所を教えてくれている目印です。

今夜、カバンの奥から答案用紙を引っ張り出して、「次は絶対に落とさない1問」を一緒に見つけてみませんか?
その1問にペンを走らせたところから、次のテストへの準備はもう始まっています。