おはようございます、『プログレス学習教室』の坂田です。
「毎回テストの点数が50〜60点あたりで止まってしまう」
「サボっているわけじゃないのに、どうしても平均点の壁を越えられない」
テスト直前の今、そんなもどかしさを感じていないでしょうか。
ワークも提出物も期日通りにやり切って、自分なりにしっかり机に向かってきた。
だからこそ、思うような結果に届かない悔しさは本当によく分かります。
ただ、まず知っておいてほしいのは、
あなたの努力が足りないわけでも、頭の良し悪しの問題でもないということです。
時間はしっかりかけている。
足りないのは努力ではなく、「やった勉強を点数に変えるための、ほんのひと手間」だけなんです。
赤ペンで直した瞬間、勉強が終わっていませんか?
ワークを一通り解いて、丸付けをして、間違えたところには丁寧な字で赤ペンを入れておく。
ページ全体が赤文字で埋まると、いかにも「しっかり勉強した!」という充実感がありますよね。
ですが、実はここが一番の落とし穴です。
解説や答えを見て「あぁ、そうか」と納得しただけの状態は、まだ自分の力になっていません。
“分かった気”にはなっていても、いざテスト本番の真っ白な答案を前にすると、鉛筆がピタッと止まってしまう。
平均点をポンと越えていく子は、特別な才能があるわけではなく、
この「赤ペンで直した後」の動きが少し違うだけです。
テスト本番まであと数日。
今からでもすぐに実践できて、確実に点数につながる「3つの直前チェック」をお伝えします。
チェック1:間違えた問題を「真っ白な紙」に自力で解き直せるか
ワークの「赤バツ」がついた問題を開いてみてください。
赤ペンで書いた答えを手や下敷きでパッと隠し、手元の裏紙に、最初から最後まで自分の手だけで解き直してみます。
途中で手が止まらずに正解できたら、その問題は本番でも確実にあなたの得点源になります。
もし途中で詰まってしまったら、そここそが一番の伸びしろ。もう一度解説を確かめて、再度隠して解き直す。
「自力で解き切れた!」という実感を2〜3問作るだけでも、テストの手応えは驚くほど変わります。
チェック2:用語や公式を「何もない状態」から引っ張り出せるか
赤シートで隠して眺めているだけだと、本番の緊張感の中では言葉がスッと出てきません。
テキストを一度閉じて、何もない机の上で「あの単元のキーワード」や「数学の公式」を、実際に声に出してみる。
あるいは裏紙に殴り書きしてみる。
ヒントが何もないゼロの状態から、自分の記憶を引き出す練習をしておくこと。
これが、本番の「ど忘れ」を防ぐ一番の特効薬です。
チェック3:本番で「最初に解く問題」と「見直しの5分」を決めているか
テスト用紙が配られた瞬間、いきなり大問1からガリガリ解き進める必要はありません。
最初の30秒ほどで全体をざっと見渡し、「確実に取れる計算や一行問題」から手をつけて、まず気持ちを落ち着かせます。
そしてもうひとつ、「最後の5分間は新しい問題を解くのをやめ、必ず見直しに使う」と決めておくこと。
これだけで、焦りによる符号ミスや問題の読み落としを防ぎ、拾えるはずだった5点、10点を確実に守り切ることができます。
今あるワークの中に、点数を伸ばす種がある
平均点を突き破るために、今から新しい問題集や分厚い参考書を買い足す必要はまったくありません。
これまであなたがコツコツ取り組んできた学校のワークの中に、点数を跳ね上げるためのヒントがすべて詰まっています。
今夜机に向かったら、まずは間違えた問題をひとつだけ選んで、答えを隠して解き直してみてください。
自分の頭と手で解き切ったその1問が、次のテストで自信を持ってペンを動かすきっかけになるはずです。
