こんにちは。
『プログレス学習教室』の坂田です。
難しい問題や苦手な単元に取り組んでいるとき、思わず「こんなの無理!」「絶対に解けない」と口からこぼれてしまうことはありませんか。
一生懸命に向き合っているからこそ、壁にぶつかったときに悔しさや焦りから弱音が出てしまうのは、とても自然なことです。
しかし、何気なく使っているその一言が、知らず知らずのうちに自分の頭にブレーキをかけてしまっていることがあります。
「無理」とつぶやくと、脳は考えるのをやめてしまう
私たちが発する言葉を誰よりも一番近くで聴いているのは、ほかならぬ自分自身の脳です。
「無理だ」「できない」と声に出すと、脳は「これは今すぐ解かなくていいものなんだ」と受け取ってしまい、考えるエネルギーを節約しようとして思考のスイッチをオフにしてしまいます。
反対に、使う言葉をほんの少し変えてあげるだけで、脳は「どうすれば解決できるだろう?」と答えを探すアンテナをパッと広げてくれます。
「問いかけの言葉」で思考のスイッチを入れる
頭の中に「無理」という言葉が浮かんだら、無理やりポジティブになろうとする必要はありません。
「問いかけの言葉」へと、そっと置き換えてみてください。
「どこまでなら分かるかな?」
「どうやったら解けるかな?」
このように自分自身に尋ねてみるだけで、脳は自然と答えを探すモードへと切り替わっていきます。
「1行できた!」を自分の手で再現してみる
机に向かうときも、最初から完璧を目指す必要はありません。
解説を読んで「あ、ここは分かった!」という一行が見つかったら、すかさずその解説を手や下敷きで隠してしまいます。
そして、「よし、ここまでは自分の手で書けるぞ」とつぶやきながら、真っ白なノートに再現してみるのです。
自分の口で前向きな言葉を発し、自分の手で解き直せたとき、心の中に「やればできる」という確かな手応えが生まれます。
25分集中したら、5分はしっかり休む
勉強に取り組むときは、タイマーを25分にセットしてみるのもおすすめです。
「この25分間だけは、分かったことに目を向けて進めてみよう」と集中し、時間がきたら5分間しっかり休みます。
息抜きをしながら「よく集中できたな」と自分を認めてあげてください。
短い時間でメリハリをつけることで、集中力もぐっと持続しやすくなります。
使う言葉が変わると、心の中のブレーキが外れ、目の前の課題への向き合い方が驚くほど軽やかになっていきます。
今夜、机に向かってテキストを開いたら、
「よし、まずは1問だけやってみよう」
と、自分自身に優しい声をかけてみてくださいね。
その温かい言葉が、これからの勉強をもっと楽しく、自信に満ちたものへと育てていってくれるはずです。
