【スマホの誘惑】勉強に集中できないのは、あなたの「意志が弱いから」ではありません!
こんにちは!『プログレス学習教室』の坂田です。
テスト前や、宿題を始めようと机に向かったとき。
ふと引き出しの中や、机の上のスマホが気になって、気づけば動画やSNSを1時間も見つめていた……なんて経験、ありませんか?
「勉強しなきゃいけないのは分かっているのに、どうしてもスマホの誘惑に勝てない」
「自分はなんて意志が弱いんだろう……」
そんなふうに、自分を責めて落ち込んでしまう人も多いのではないでしょうか。「がんばりたい!」という前向きな気持ちがあるからこそ、誘惑に負けてしまう自分が嫌になってしまいますよね。
でも、どうか自分を責めないでください!
スマホの誘惑に負けてしまうのは、あなたの根性がないからではなく、人間の脳が持っている「仕組み」のせいなのです。
◆ なぜスマホに勝てないの?脳が「楽なほう」を選んでしまう理由
スマホの画面の向こうには、脳が「楽しい!おもしろい!」と一瞬で感じるような、強烈なごほうびがたくさん詰まっています。
一方で、勉強はどうでしょうか。
自分で教科書を読んで仕組みを理解したり、間違えた問題を隠して自力で解き直したり……。脳にとっては少しエネルギーのいる、ちょっと「めんどくさい行動」ですよね。
勉強を始めるのが「朝起きて顔を洗う」くらい当たり前の習慣になる前に、スマホという強烈な楽しさに脳がどっぷりハマってしまうと、脳はますます勉強という大変な行動を嫌がるようになってしまいます。
せっかく芽生えたばかりの「勉強の習慣」という小さな芽が、スマホの強い刺激に負けて、ポロッと引き抜かれてしまうようなイメージです。
◆ 意志の力に頼らない!今日からできる「物理的ディスタンス作戦」
この「もったいない状態」を防ぎ、勉強の習慣を上手に育てていくために、今日からできるとてもシンプルな作戦があります。
それは、あなたの意志の力でスマホに勝とうとするのではなく、物理的に「スマホと距離を置く」という仕組みを作ることです。
勉強を始めるときだけは、スマホの電源を切るかマナーモードにして、自分の部屋ではなく「リビング」や「カバンの一番奥」など、立ち上がって歩かないと届かない場所に置いてみてください。
実は、人間の脳は視界にスマホが入っているだけで、たとえ触っていなくても「メッセージが来ていないかな」と、そちらにエネルギーを使ってしまう性質があります。
「目に入らない場所」に隠してしまう。これだけで、驚くほど机の上のノートに集中できるようになりますよ!
◆ ハードルは地面すれすれまで下げる!まずは「1ページ開くだけ」
スマホを遠ざけることができたら、次は勉強を始めるステップです。
ここでのコツは、最初のハードルを地面につくくらい低くしてスタートすること。
いきなり「今日も1時間頑張るぞ!」と身構える必要はまったくありません。
「まずは机に座って、教科書をパッと1ページ開くだけ」。これで100点満点です!
不思議なもので、一度ページを開いてみると、「よし、この1問だけ仕組みを確かめてみようかな」と、少しずつ脳のエンジンが動き始めます。
◆ 焦らなくて大丈夫。少しずつ「自分の環境」を育てていこう
勉強の習慣が体にしみつくまでには、少し時間がかかるものです。
途中でついスマホを見てしまう日があったとしても、「もうダメだ」と諦める必要はまったくありません。
「よし、明日は絶対に目に入らない場所に置いてみよう」
そうやって、少しずつ自分の勉強環境をコントロールしていけば大丈夫です。一歩ずつ、一緒に進んでいきましょう!
