応用問題が解けない?テスト本番で手が止まる原因と対策 | プログレス学習教室 橿原市

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こんにちは、坂田です。

定期テストや実力テストのシーズンが近づくと、生徒や保護者の方からこのような切実なご相談をよくいただきます。

「学校のワークは何度も繰り返し解いて完璧にしたはずなのに、テスト本番になると見たことがない問題で手が止まってしまう……」
「家ではあんなに机に向かって提出物をがんばっているのに、どうして応用問題になると点数に結びつかないのでしょうか」

がんばってワークを何周も回しているのに成果が出ないと、勉強自体が嫌になってしまいますよね。でも、声を大にして伝えたいのは、これは決してあなたの努力が足りないからでも、才能がないからでもないということです。

原因は、日々の勉強が少しだけ「守り」に入ってしまっていることにあります。

 

ワークの繰り返しが「作業」に変わるとき

実は、見慣れた問題や、一度解き方を覚えてしまった問題ばかりを繰り返しているとき、私たちの脳はあまりエネルギーを使っていません。

最初のうちは新しい知識を吸収するのに必死だった脳も、何度も同じような問題を解いているうちに、次第に手を動かすだけの「作業」として処理するようになってしまうのです。

これでは、テストの本番で少しだけひねった問題が出されたり、違う角度から質問されたりしたときに、脳がびっくりしてフリーズしてしまいます。本番で持っている力を100%発揮するためには、普段の練習から、脳に「心地よい負荷」をかけてあげることが欠かせません。

 

1日1〜2問、ゲームの新しいステージに挑む

そこで今日から試してほしいのが、日々の勉強の中に「テストの問題よりも、少しだけ難しい問題」に挑戦する時間を混ぜてみることです。

ここでいう「少しだけ難しい」というのは、問題を見た瞬間に「うわ、全くわからない」と放り投げたくなるようなものではありません。

  • 解説を見れば「あ、なるほど!そういうことか」と納得できるレベル
  • 自力で解こうとしたときに「あと一歩で届きそうだけど、どこかで引っかかるな」と感じるくらい

 

手持ちのワークの最後にある「章末問題」や、少し難しめの参考書の「発展問題」などがちょうど良い素材になります。これらを、毎日の勉強の最後に「1日1問か2問だけ」と決めて、ゲームの裏ステージに挑むような感覚で挑戦してみてください。

 

間違えは「宝物」!解説を隠して再現してみよう

この練習で一番大切なのは、最初からスラスラ解けなくても全く落ち込む必要はないということです。むしろ、解けなくて当たり前だと思って、気楽に始めてみてください。

以前もお話ししたように、間違えた問題や自力で解けなかった問題は、あなたの実力を大きく伸ばしてくれる特別な「宝物」です。

じっくり考えてみて、どうしても分からなければ、すぐに解説を読んで構いません。大切なのはそのあとです。解説を読んで「そうか、そういう仕組みだったのか!」と納得したら、その解説をパッと隠して、自分の力だけでノートに最初から解き直してみるのです。

この「少しだけ頭をひねって、自力で再現する」というプロセスを踏むことで、脳の引き出しが綺麗に整理され、初見の問題にも動じない本物の思考力が育ち始めます。

いつもの安全な場所から一歩踏み出し、新しいステージに挑戦するようなワクワク感を持って、この「ちょいムズ問題」に仕掛けてみてください。昨日までの自分には難しかった問題が、ある日すんなりと解けるようになる。その瞬間の最高のすっきり感が、あなたの勉強をさらに楽しく、自由なものに変えてくれるはずです。