こんにちは『プログレス学習教室』の坂田です。
中学1年生の皆さんにとっては、初めての定期テストを無事に終えて、少し肩の荷が下りた時期かもしれませんね。「思ったより点数が取れて良かった」「これなら中学校の勉強も大丈夫そう」と、安心している声をよく耳にします。
ここで少し先を見据えたお話をさせてください。実は、最初の中間テストで良いスタートを切った子ほど、次のおよそ1ヶ月後にやってくる期末テストで、5科目合計で100点近く点数をガクッと落としてしまうことが本当によくあるのです。
せっかく頑張ったのに、どうしてそんなことが起きてしまうのでしょうか。
理由はとてもシンプルで、中間テストと期末テストでは「難しさと量」が全く違うからです。最初の中間テストは、範囲も狭く、小学校の貯金だけで解ける問題が少なくありませんでした。しかし、次の期末テストからは、英語の本格的な文章表現が始まりますし、数学も文字を使った新しいルールが登場します。さらに理科や社会といった科目も加わり、覚えるべき言葉の量が倍以上に膨れ上がります。
つまり、「テスト週間になってからワークを始めれば間に合う」という中間テストと同じ戦い方をしていると、圧倒的な量の前に時間が足りなくなってしまうのです。
この大きな壁を無理なく乗り越えるために、ちょうど1ヶ月前である「今日」から始めてほしいことがあります。それは、学校の授業が進んだその日のうちに、教科書に準拠したワークの該当ページをその都度進めておくことです。
「テスト範囲が発表されてから本気を出そう」と考えていると、その時には提出物を終わらせるだけの作業で手一杯になってしまいます。今のうちから、習ったばかりのみずみずしい記憶があるうちに問題を解いておけば、テスト前には「自分がどこを間違えやすいか」をじっくり見つけ出す本当の勉強に時間を使うことができます。
もう一つ試してみてほしいのは、今回の中間テストで間違えてしまった問題を、もう一度だけ真っ白なノートに解き直してみることです。期末テストの範囲は、中間テストで習った基礎の上に積み上がっていきます。土台がグラグラしたままだと、新しい内容をいくら上に乗せても崩れてしまいます。今のうちに前回の穴を塞いでおくことが、実は一番の近道になります。
今から少しずつ準備を始めておけば、周りの友達が焦り始める1ヶ月後、あなたは心にゆとりを持って本番を迎えることができます。自分で自分の勉強をコントロールする楽しさを、ぜひこの期末テストへの道のりで見つけてみてくださいね。