7月20日
九州南部奄美地方が梅雨明けしました
記録が残る最も遅い梅雨明けです
今年は、やっぱりちょっと
ヘンですね…
雨や曇りの予報もなかなか当たりません
文部科学省は否定していますが
「中1ギャップ」という言葉があります
中学に入ると学習内容が急にむずかしくなって
勉強がわからなくなり、
学校に行きたくなくなったり、不登校などになる生徒が増えるというものです
不登校にならないまでも
授業がむずかしい、テストができない、などの悩みが出始めている生徒さんもいるでしょう
学習内容が「急にむずかしく」本当になっているのかというと
教科書ベースでは、そこまでむずかしくはなっていません
小学校高学年の内容もじゅうぶん濃いのです
ただ、小単元ごとにテストがあるので
前に学習した内容が抜けていっていても、
その困った事態があまり表面化しません
単元が次々に展開されるので
そのたびに前の単元が次々に抜けていって
しっかり身についていないまま中学生になっていている可能性が大きいです
基礎がしっかりできていないから
急にむずかしくなったように感じます
中1ギャップは、小学生のときの勉強不足にあるのです
教科書には重要なことがわかりやすく書かれています
例えば中学1年生の理科で用語を習う「対照実験」の方法は
小学校5年生の教科書で繰り返し出てきています
小学校の教科書は、なるべくギャップをなくそうと
「中学生で学習」として発展内容を枠囲で載せています
基本的に教科書は読み物
丁寧語の語り口調で書かれています
とりわけ、小学校の教科書は読み物色が濃く
写真や図表をたくさん織り込んで飽きずに読めるよう工夫されています
「音読するのは国語の教科書だけ」ではもったいないですね
理科や社会も音読してほしいです
そして、小学校ではあまり教科書を読まなかった中学生さんも
中学校の教科書をしっかり読んでほしいですね
韋編三絶
読書百遍自ずと通ず
どんなにわからない言葉でも何度も繰り返して読んでいけば
いつの間にかわかるようになります
教科書を読むことはとにかく重要です
クリップをしおりがわりに使うと
邪魔にならず、仰々しくもありませんね
デザイン性のいいクリップだとちょっとおしゃれかも
好みのものを探してみましょう