5月7日
大型連休が終わって
登校日のところもあるようです
クラスのみんなと会えるし、
いいお天気なので
小学生さんにはちょっとした息抜きになったのではないかと思います
橿原運動公園のバラ園は、早咲きのバラがいま見ごろ
隠れ部活かなーという群れがいましたよ
あーチクっちゃった
って、こんな開放的なところ、3密になりようがないのですが
オンライン授業が始まった自治体もあるそうです
ただ、聞いたところによると、
一口にオンライン授業と言っても、その内容はさまざま
双方向に会話をしながら対話形式で進めていく授業もあれば、
あらかじめ撮影した授業の映像を配信して、課題を付加するところもあり、
様態も精度もバラバラのようです
あまり準備もなく、急ごしらえに始まったオンライン授業なので、
コンテンツの精査ができていないのが実情のようです
現状のオンライン授業には、あまり頼るところがなさそうですが、
現在、あちらこちらの予備校や進学塾が、試行錯誤を重ねて、
双方向での授業形態をすこしずつ進化させているので、
数か月後には、かなりの精度のものができそうです
やはり、私塾私学先行で、
公立学校がそのあとを追いかける(真似する)かたちになる気がします
9月ぐらいには、雛型のようなものができてくるのではないでしょうか
気になる点がいくつかあります
まず、ひとつめは、
本格的にオンライン授業が開始されると、
一日何時間もパソコンの画面を見ていることになるのではないかということです
仮に、1日5時限の授業がオンラインであるとすると、
最低4時間は、パソコン画面を見ていることになります
けっこう、きついですよね
目にもあまりよくなさそうな気がします
(SNSで、スマホ画面を四六時中見ているのと変わらないといえばそれまでですが)
さらには、
じゅうぶんな通信の容量が確保できるかということです
オンライン授業が一斉にすすむと、一気に通信がおこなわれることになります
映像が途切れ途切れになってしまったり、
答えている途中で切れてしまったりする懸念がなくはないでしょう
また、各家庭での通信量も、制限なしというわけにはいきません
地域によって、授業を行う時間と、オフラインで作業する時間とを、決めたほうがよいのではないかと思います
最後に、
オンライン授業は、
現在の状況を見ると、万能ではないと思います
よりひろい人づきあいを通して社会性をはぐくむという、
学校の役割からも、逸脱している部分が大きいと思います
過剰な期待はやめて、
より安全で快適な学校生活の再開にむけて、
学校での授業をより工夫するべきではないでしょうか
習熟度別の少人数にするなど、クラス編成を見直して教室に入る人数を減らし、
登校時間をずらして集まる人数を制限し、
教室以外の清掃には、専門の業者を導入して殺菌・消毒し、つねに清潔を保つなど、
工夫されるべき点はたくさんあると思います
なにより、給食の再開を待ち望んでいるご家庭もあります
オンラインでの授業と、学校での授業とを併用できる形で、
授業再開ができたらいいのに・・・と思っています