地下のレタス | プログレス学習教室 橿原市

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11月30日

 

今日で11月が終了です

奈良盆地の南地域は、中学校の期末テストほぼ最終日

こちらも今日で終了

出来如何?

 

 

先日、ニュースを見ていたら、

コンビニのレタス工場が実験段階を終了して、導入の運びになったという話題に遭遇しました。

種を植えるところから収穫まで、人の手をいっさい経ない完全オートメーション。

人工の均質な光、完璧な栄養管理がされた水耕栽培かつ完全無農薬の促成栽培ですので、収穫後の入念な洗浄も必要なし。

品質の確かなレタスサンドが頂けそうです。

。。。

 

これ、コンビニだから、アリだよねー、と思う。

コンビニやファストフードに求めるのは、「裏切らない味」

全国どこへ行っても、おなじみの味に出会えます。

レタスを工場栽培することで、「異常気象などでの収穫量の変動に左右されずに品質の安定したものを提供できるようになる」と、広報さんもおっしゃってました。

ともかく、これはこれで、コンビニの方向としては正しいと思う。

買うかどうかは別として。。。いや、買うんだろうな~。レタスサンド、けっこう好物だし・・・。

 

ただし、「レタス」の方向としては問題アリですよね。

そもそも、有性生殖(種で増える増え方)って、競争の産物ではなかったかしらん。

環境にあった、生命力の旺盛なものが子孫を残す、そのために、

必死に花粉管を伸ばし、やった一番乗り!受精して、胚珠になるぞー、種をつくるぞー!というのが、植物の一般的な生き残り作戦です。

春先、そのほとんどがムダに地面に流れてしまうのに、盛大に黄色い粉をまき散らしヤガルのも、競争に勝つため。

異常気象で、収穫量が減って、野菜が高騰しても、

だからこそ、生命力に満ちた野菜を食べられるというものではないでしょうか。

 

こんなところからも、「競争」を排除してしまったか。。。と、ふと、工場レタスに思ってしまったのでした。

 

 

で、こちらは、もっとオソロシイお話

「ゲノム編集」の赤ちゃんが誕生したそうです。ヒトの。

中国の研究者が、父親がHIVに感染している受精卵の遺伝子を正常にする目的で編集したそうですが・・・(真偽不明)

いま、ゲノム編集は、技術的にはかなり易しいものだそうです。

でも、ヒトの受精卵には行われてきませんでした。

もちろん、倫理的な観点からです。

「神」の産物に手を加えるなど、西欧では言語道断なこと、

もちろん、常識ある日本の医学界でも、認められるようなものではありません。

けれども、編集したというまだ若く見える中国の研究者は、

「正しいことをしている」のに、なぜ非難されなければならないのかという態度に見えました。

ゲノム関連の会社をいくつも設立していて、商業目的での発表であることも見て取れます。

 

 

さて、人間の未来は明るいのでしょうか。

子どもたちに、どんな希望を語ればいいのか、

わからなくなってしまっている、教室長と他1名です。