11月6日
本日。。。
1994年の11月6日、ナリタブライアンが菊花賞に勝って三冠達成
ビワハヤヒデとナリタブライアンの兄弟には、バブルの残り香を感じますね
とにかく強かった~
ついでにJRAもイケイケでしたっけ
その後SS産駒ばかりになって、ちょっとつまらなくなりました(ごくごく個人的な感想です)
が、それも昔の話。。。
今年はコスモスに出遅れてしまいました
藤原宮跡と耳成山
キバナコスモス、もう終了という感じです…
代わって色づき始めたのが、カエデ
中南和の紅葉の名所といえば、談山(たんざん)神社です
きょう、11/6の紅葉
まだ、すこし早いかな
この、木造十三重塔は重要文化財に指定されています
例年だと、後ろの大きな銀杏の黄葉がすこしあとなのですが、
今年は紅葉よりちょっと早いぐらい
ここ、談山神社は、多武峰(とうのみね)御破裂山の南麓にあります
祭神は藤原鎌足
御破裂山には、鎌足公の墓所もあります(神社から20分あまり登ったところ)
談山(かたらいやま)の名は、乙巳の変(一般には「大化の改新」)に縁るものです
鎌足が、中大兄皇子と、狩りにことよせて政権転覆の談合をしたところなのです
たしかに明日香からさほど遠くはありませんが、なにぶん山の上
昔の人の足腰はほんとうに強かったのだなーと実感します
(神社から石舞台まで歩いて降りたら、かなりしんどかった)
神社なのに、十三重塔があるとおり、
神仏習合の名残が濃厚にうかがえる、独特の風情があります
(明治に神仏分離するまでは、妙楽寺というお寺でした。場所柄、要塞のようなものとして、江戸以前にはずいぶん歴史に翻弄されているようです)
おなじ藤原氏の氏神というわけなのか、
拝殿には春日大社と似たような作りの燈籠がたくさん提げられていて、
以前にもお話したかもしれませんが、なかには、ずいぶん古いものも。。。
元和5年(1619年) 奉納したのは、浄玉院泉舜…かな 塔頭の僧でしょうか
こちらはもう少し古くて、慶長17年(1612年) 慶長11年のものは、剥落してほとんど見えず
桜井市のボランティアさんがいらした(扉にセミの装飾がついていると話しかけられた)ので、
この燈籠でいちばん古いのはどれですか、と聞いたら、「知りません」とにべもなかった
(その後、二度と近寄ってこられませんでした。嫌われたかも)
明和や天保と銘のある燈籠も多いようでした
社殿が建て替えられるたびに奉納されていたのでしょう
明日香から談山神社に至る道は、台風21号の長雨で斜面が崩落し、
現在片側車線規制になっています
これからシーズンの休祝日、きっと激混みするんでしょうね
談山神社へは、近鉄大阪線桜井駅南口からバスが出ています
(この拝殿からの景色が、「わたしは、奈良派」のポスターにもなっていた気がする…)
さて、
10日ほどにわたって、奈良県の公立高校入試の問題を見てきましたが、
いよいよ最後の科目、英語
大問1はリスニング(配点12点)
大問2が会話長文(配点15点)
大問3が長文読解(配点23点)
配点こそ変動するものの、このスタイルは、ここしばらく変わっていませんので、
おそらく来年もこんな感じだろうと思います
奈良県の学力検査問題(29年度)
http://www.pref.nara.jp/46597.htm
特筆すべきは、問題文の長さに比べて解答数が少ないことです
大問3の長文読解はいうまでもなく長文ですが、
大問2も、会話文とはいえ、長文並みのボリュームがありますから、
読みこなすだけでかなりたいへん
そして、記述や条件作文もあるので、書くのがたいへんだろうという親心でしょうか、
リスニングを含めて全23問と少なく、
リスニングを除くと、1問2~5点という高配点になっています
記号問題もけっこうあるのですが、
ヤマカンでぜんぶ合わせるのはまずむずかしいでしょう
書く問題がうっかり合ってしまうなんてラッキーはあり得ませんので、
しっかり読んでしっかり書く必要があります
英語の勉強が不足して文章を読みこなす実力がなかったら、得点できません
結果、英語の得点分布は、明らかな二極化
英語の実力があるひと(上位1/4)は、40点(/50点満点)以上得点していますし、
20点に満たないひとも同割程度います
そして、記号問題がいくつかラッキーで合っていたひとが中間にばらついています
英語が苦手なひとは問題が読めないので時間が余る
英語ができるひとは時間が足りない
そんなテストです
上位校の受験生さんは、とうぜんながら満点をねらってください
そのためにはたくさん英文を読んで、的確にこたえられるよう、実力を養う必要が、
上位校をねらっていない生徒さんは、記号問題を確実に合わせられるように
文法や単語をしっかり復習しておく必要があります
まとめ
→奈良県の英語は、
数学ほど難しくないけれど、文章のボリュームのわりには一問ずつの配点が高い
長文を読みこなす持久力が求められる
それでは、明日、具体的な対策と、この時期の勉強法について考えていきたいと思います
ところで、きのうはきれいな十六夜の月が見られました
ほぼ丸かったなー
月末の魔女より、満月の狼男のほうが、ちょっとシンパシーを感じますね