8月25日
万葉文化館の駐車場横の施設「あすかむ」に入っているカレー屋さんの
野菜カレー&鹿カレーのハーフ&ハーフ
夏には、カレーが食べたくなりますよね
大阪市の小・中学校では、今日から2学期だそうです
2学期は9月からでいいんじゃないかなー?と思ったりもするのですが…
ゆとりが終わって増えているカリキュラムに対応するために、2学期の日数を増やしているんですって
行事を平日じゃなくて土曜日にすれば
振替休日も、なし、ということで
どうせ先生たち土日も部活で出てるんだし。。。
長期休暇が減ると、メリハリがなくなってしまう気がしますけど…
ということで、奈良県的には、明日・明後日が、夏休み最後の土日
夏休みの名残を惜しんで、お出かけなど、いかがでしょう
奈良国立博物館では、9月3日まで、
「源信 地獄極楽への扉」展を開催中
源信といえば、「往生要集」ですよね(日本史的に)
日本人の地獄・極楽観のアウトラインをつくったと言ってもいいほど、
リアルな死後の世界がつづられている…そうです(じつは、読んでません)
この、「源信 ~ 」展では、六道絵なども展示、
古典でしか出会わない昔の人たちの、取り繕わない心の中を、うかがうことができます
「 恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)(942~1017)は奈良で生まれ、比叡山で修行を積んだ平安時代の僧侶です。源信は死後阿弥陀如来の来迎を受けて、極楽浄土へ生まれることを願う、浄土信仰を広めた僧として知られます。 『往生要集』(おうじょうようしゅう)などにより源信が示した具体的な死後の世界のイメージは、後世へも多大な影響を及ぼしました。
本展では地獄絵を含む六道絵(ろくどうえ)や阿弥陀来迎図(あみだらいごうず)といった源信の影響下で生まれた名品が一堂に会します。死後の世界へのイマジネーションを体感していただくとともに、真摯に死と向き合った名僧の足跡をご紹介いたします。」
奈良国立博物館ホームページhttp://www.narahaku.go.jp/exhibition/2017toku/genshin/genshin_index.htmlより
人に見せるために描いた絵や、他人に読ませる意図で書かれた書物には、
「インスタ映え」と同じで、きれいにアレンジしたところ(もしくはどぎつくデフォルメしたところ)が含まれていますので、あまりリアリティがなくて、どこか絵空事な感じがつきまといます
けれども、地獄図などは、登場人物は庶民ですし、
「ギャー こわいよー
こんなんなったら、いやだよー
」という、
リアルに鬼気迫る恐怖感が描かれているので、迫力がありますよね
お盆のときなどに、お寺にかけられる六道絵など、ご覧になったかたも多いと思いますが、
古いものになったら、その迫力、半端ありません(ちょっと古色がつきすぎて見にくいけど)
涼しい博物館で、地獄図を見て、
そのあと、奈良公園の鹿と戯れて癒されるというのも、
アリなコースではないかと思います