7月20日
終業式です
夏休みだ
プログレス学習教室があるのは、橿原市の西池尻町
この「池尻」というのは、わりに見かける地名ですよね
(ずいぶん以前、通勤に利用していた地下鉄にも「池尻大橋」という地名があった気がするなー)
西池尻の池は、「益田池」、空海が開いたという伝説のある大きなため池です…でした
いまはもうありませんが、益田池の堤跡が残っています(大きいよ
)
益田池の池尻にある村だから、池尻村
なるほど、どこにでもありそうな。。。
橿原市には、東池尻町もあるのですが、
西と東は、これまた、ずいぶん離れていまして(直線でも4km以上)、
すぐお隣は、桜井市
こちらの池は、「磐余池」(いわれのいけ)、斉明天皇や大津皇子など古代史ゆかりの地です
こちらも池はもうないのですが、しばらく前に、池の遺構が出てきて、話題になりました
で、こちらは、磐余池の池尻にあるから、おなじく池尻村。。。
西にある池尻村と東にある池尻村だから、西池尻町と東池尻町になったわけですね
こんなふうに、
西池尻町と東池尻町は、
対をなしているように見えて、じつはずいぶんちがう由来を持った町名なんですね
橿原市の地図でーす
西池尻町はおもに17、東池尻町は11
東池尻と西池尻のように、離れているのに対になった町名は、ほかにもあります
北妙法寺町(上地図内4)と南妙法寺町(同22)
はじめて見たときには、どうしてこんなに遠いところ??と、驚いたものです
江戸時代は、どちらも妙法寺村だったそうです
さすがに紛らわしかったのか、明治時代に改称しています
(「かしはら町名考」http://www.city.kashihara.nara.jp/cyomei/)
夏休み、すこし時間のゆとりもあるでしょうから、
こんな、身近な、「ちょっとおもしろい現象」を探してみてもいいかもしれませんね