さすが7月
晴れると、とても蒸し暑くなりました
そこで、涼を求めて、紀伊山地の水神様に参拝
三社めぐりに行ってきました
奈良県は、吉野川(中央構造線です)で分断されて、
北の盆地と南の山地に分かれています
北の盆地は、ため池がたくさん、水が少ないのですが、
南の山地は、とても水が豊富です
吉野川(紀ノ川上流)水系にある丹生川上神社は、上社・中社・下社に分かれていて、
それぞれに異なる水神を祭る式内社で、
それぞれが10km以上離れています
丹生川上神社上社は、川上村にあって、高龗神(たかおかみのかみ)を祭り
丹生川上神社中社は、東吉野村にあって、罔象女神(みずはのめのかみ)を祭り
丹生川上神社下社は、下市町にあって、闇龗神(くらおかみのかみ)を祭っています
まず上社から参拝しました
上社は、「天空のお社」、大滝ダムを見下ろす高台にあります
もともと吉野川のほとりに建っていたのですが、ダムの建設に伴って、高台に移ったそうです
とても気持ちのいい高台にある境内の手水などは、すべて湧き水
少し冷ための、おいしいお水です
お水をいただくのは、三社めぐりの楽しみのひとつなんですよね
雪が降って晴れた午後(3時前)には、向かいの山並に金の「龍」が出現することもあるそうです
ぜひ、一度、見たいものです
つづいて中社へ
こちらの近くには、東の滝、別名「双龍の滝」
水量豊富で、とても涼しいです
近くは水遊びスポットになっていて、たくさんの家族連れでにぎわっていました
こちらのお水は、井戸から自分で汲み上げます
さいごに下社へ
こちらには、神馬がいます
黒い方は小さくて、かまってちゃん
白いのは、もうお疲れで「眠い~」
三社めぐりではオリジナルの御朱印をいただけます
吉野和紙にいただくタイプは、初めのお社で1000円払って和紙をいただき、あとは、それぞれ300円で御朱印をいただくものです
A4大よりすこし大きいぐらいの大きさの和紙が、とても素敵です
夏の涼、ちょっと贅沢な時間でした。。。