今日は6月19日
とてもいいお天気になりました
梅雨前線はいずこへ
勉強嫌いで、どの科目も苦手という場合、
ひとつ得意な(点数をとれる)科目ができると、ほかの科目も少しずつよくなってくる
ということは、ままあることなのですが、
だいたいどの科目もできているけれどひとつだけ苦手な(どうしても点を取れない)科目があるという場合、
その苦手な科目の点数をあげるのはなかなか難しかったりします
なにかがとくに苦手だ、嫌いだという意識がついてしまったら、
覆すのはけっこう大変です
克服するためには、苦手の原因となっていることに戻って、根気強くやり直さなければいけませんが、
まず、原因を探すのが一苦労なうえに、
苦手なものというのは、根気が続かないものですので、
いちど苦手意識がついてしまったら、面倒この上ないことになってしまいます
長年教えていると、苦手な科目を抱えた生徒さんがどこでつまずいているのかは、
しばらくようすを見れば、わかります
数学が苦手な生徒さんは、たいてい分数につまずいています
小学校の算数は得意だったんだけど、という生徒さんは、文字式
係数の扱いかたがうまくできません
いつもまちがえるところを重点的に、何度か繰り返して学習しましょう
理数の苦手な生徒さんは、
算数の「割合」がよくわかっていないせいで、質量%濃度ができないことが多いですね
1年生の理科計算始めの単元ですから、ここでつまずくと、ひたすら暗記だけでカバーという、痛いことになってしまいます
英語嫌いは、発声が苦手
ただ、小学校の英語で、けっこうたのしく遊びますから、このあたりのつまずきポイントは、少なくなっているようで、
もうひとつのつまずき「単語」のほうが、原因でしょうか
英語は、暗記の科目ですから、単語を勉強しはじめの簡単なスペリングをきちんと覚えないですませると、そのさきつまずくことだらけです
国語は、たいてい、語句です
ことわざとか慣用句とかいったものではなくて、ごくふつうの動詞や名詞の意味がよくわからないせいで文章が読めません
教科書の予習で、最初から意味調べをするのではなくて、わからないことばは、とりあえずスルーして、全体から想像、あとで意味調べをして合っているかどうか確認、ぐらいのほうが、読めるようになります
社会は、ずばり「地図」です
社会嫌いの生徒さんは、地図を見ない
とにかくどんな用語でも、地名がらみのものは地図帳をひらいて確認しましょう
それだけでちょっとできるようになります
こうしてみると、中学1年生のいまの時期って、かなり重要ですね
基本をいい加減にしないで、面倒でもしっかり足腰をきたえましょう