歩みと歩き、and so on. | プログレス学習教室 橿原市

プログレス学習教室 橿原市

近鉄南大阪線、橿原神宮西口駅南出口から西へ徒歩2分のプログレス学習教室は、たのしく勉強できる小さな学習塾です

本日15日

 

きょうもいいお天気太陽

梅雨入り宣言、ちょっと早すぎたかな…

 

プログレス学習教室の「プログレス」は、「前進」とか「進歩」とか訳されることが多いのですが、

言ってみれば、「歩み」

けっして「歩き」ではありませんウインク

メールのアドレスやホームページのURLに使用している"wayofturtle..."も

「カメの道」=「カメの歩み」で、「カメの歩き」ではありません!

うちのカメ(顔でかバージョン):ときどき走ります

小学校の成績表などには「あゆみ」と題されているものがありますが、

「あるき」と書いてあったら、びっくりしますびっくり

GReeeeNの曲のタイトルは「歩み」ですニコニコ

 

同じ「歩くこと」をあらわす言葉でも、

「歩み」は、一歩一歩を踏み出す動作や過程、歩行そのものをさすのに対して、

「歩き」は、足をつかって移動することや移動した結果、距離などをさし

わたしたちは、無意識のうちに使い分けていますグッ

 

こんなふうに、

似たようなことがらをさすようで、ニュアンスがあって使い分けられていることばは、

もちろん日本語だけでなく、英語にもありますウインク

中学生さんが、英文をつくるときによくまちがえる、

speak  say  tell  talk

などは、その例で、基本単語ですから、ちがいをしっかり理解しておかなければなりません

 

まず、speak は、

口を開くと、自動的(automatic)に出てくる感じで、話しかける特定の相手を必要としません

だから、I speak Japanese.   英語なんて、出てこないよー

拡声器は、スピーカー(speaker)  テラーとかトーカーとは、言いませんよね

つぎに、say

これと、tellのちがいが難しいようですが、じつは、かんたん

sayは何かことばを口に出すことです

つまり、sayの対象は、ことばであって、話す相手ではないんですね

I often say something to myself.  独り言をいうときにも、sayニヤリ

tellしてたら、ちょっと不気味。。。

それにたいして、tellはなにかをだれかに話すときにつかいます

つまり、tellの対象は、基本的に話す相手です

が、省略されて話す内容だけが残っていることもあります

She told the story.   なんだか、長ーい話を聞かされた感じですね

ちなみに、storyはtellと相性抜群で、しょっちゅうペアリングされます

talkはお互いに話す、話し合っているようすですね

名詞にも動詞にもなります

OK.Let’get talking about it.   黙っているわけにはいかなさそう。。

 

さいごに、ほんとうは、Tell why you were late.と作文すべきところをまちがってしまったら。。。

Speak why you were late. みんなを集めるのは大変だから、遅れた理由を書いて張りだそうかな

Say why you were late. 遅れたほうが、なんで遅れたんだーと、叫んじゃうかもね

Talk why you were late. ひとり二役で演じてみようか