正倉院展が始まりました! (^◇^) | プログレス学習教室 橿原市

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朝晩、寒くなりましたね

どうして寒いと眠いのでしょう。。。ニヤリ

そろそろ「コタツムリ」になる日が近い!?

 

奈良に本格的な秋を告げる

正倉院展が始まりました

第68回、ことしのメダマ展示は、18年ぶりの出陳となる

「ガッチャマン」です。。。まちがい!

「漆胡瓶」(漆塗りのペルシャふう水差し)

この、繊細な工芸を、細部までじっくり見たい!!

が、なにぶん、40センチ強と、けっこう小さいので、

人波の中に頭をネジ込むようにして、ガラスケースに近づき、

漆塗りの表面を彩る銀板細工(もっとも、もとの銀の輝きは失われてしまっていますが)や、

鳥の頭のような形の蓋を本体に留めている細い銀の鎖など、

時間をかけて心ゆくまで鑑賞しましたウインク

(ありがたいことに、進め進め立ち止まるなとは言われません)

これが、日本にやってきたときには、きっと、

黒くぴかぴかする漆の表面に、薄板細工の銀が輝いていたのでしょうねニコニコ

 

正倉院は、一昨年まで大修理が行われていました

その際に取り換えられて地上に降りた天平の瓦が、今回、展示されていますグッ

二通りのつくり方をした表裏4枚が展示されているのですが、

大きくて厚い、けっこう武骨な瓦ですびっくり

これが、正倉院の屋根の上で、長年雨雪を防いできたのですね~ニコニコ

 

今回の正倉院展は、一見、地味なのですが、(失礼)

緑の釉薬鮮やかな二彩の磁皿や、繊細で柔らかそうな草木編の箱、

一本も歯が欠けていない象牙の櫛、小さな小さな撥婁の鳥、など

細工がほんとうに美しいものばかりで、品がよく、見応えがあります

が、

これは、ちょっと・・・?というものがありまして。。。キョロキョロ

装飾にガラス玉がついた鈴ウインク

もともとは、バラバラだったのを

明治時代に、一本につないでしまったようなのですが、

その形が、まさに、「キャタピー」か「ビードル」

ようするに、イモムシにしか見えませんニヤリ

しかも、どう見ても、つないで使うものとは思えないんですよえー

もしかしたら、

大幡(今回、すばらしい大幡の残欠が出陳されています)のひとつの坪(区画)ごととか、

坪の横についた幡手の先とかに、ひとつずつつけて、

シャラシャラ音をたてていたのではないかなーと、想像するのですが。。。??

 

さて、展示室を歩き回って、おなかがすきましたウインク

会場を出て、奈良仏像館(旧本館)と連絡する地下通路に、ミュージアムショップとレストランがありますキラキラ

今日の目的のひとつ、

レストランで販売している(外のテントでも販売しています)

桃谷楼(とうこくろう)の「正倉院展記念弁当」

今回の出陳品が並ぶステンシル調の包みがオシャレ

二段の上の段にはおかず、下の段にはご飯とお供

メニューは。。。

おいしい薬膳ですグッ

レストランのお席で頂きました照れ

 

食後は、ちょっと奈良仏像館をのぞいてみました(正倉院展の観覧券で入れます)

じつは、真横の角度から遠く離れてみると、

「カメハメ波」を撃っているように見える阿弥陀如来さまがいらして、

そっと離れて見るのが、ひそかな楽しみになっておりますニヤリ

どこにいらっしゃるかは、ナイショですウインク

 

奈良公園の紅葉はまだまだこれから

 

今日のお土産は、鹿せんべい

では、ありません

鹿せんべいのかたちをした、メモ用紙でしたキラキラ

鹿には与えないでくださいね注意