台風が近づいています
奈良県は、いま、まさに暴風圏
奈良県北西部には、今朝、大雨洪水暴風警報が出ました
学校はどうやら休校です
当プログレス学習教室には、先生はいますが・・・
夕方以降、風雨が弱まるかもしれないので、塾は閉めませんが、
お休みされた生徒さんの授業は、もちろん、台風ですから、別の日に振り替えます
連休でちょっとお休みしましたが、土曜日に、
定期テストで30点に届かない数学の、2学期の受験勉強のしかたをお話ししました
もういちど、振り返っておきましょう
とにかく、「教科書が大事」でした
例題を答えを見ないで解いて、解ければつぎに進み、解けなければ答えを見て類題を解く
例題の解説を見ても、さっぱりわからないときには、そのセクションはおもいきってスルーする
ざっくりこんな感じでした
数学は、入試では、とにかく計算の問題を落とさないことが大切です
苦手なひとは、とにかく計算だけでも、確実にできるようにしてください
では、今日の本題
数学と同じように点数の伸びが期待できる社会について、見ていきましょう
こちらも、用意するのは、教科書と自習用なんでもノートと地図帳です
地理の教科書を開いてください
まず、写真を見ましょう
写真の下には、小さな字で説明が書いてありますね
声に出して読みましょう
見開きのページに出ている写真や地図をぜんぶ見て、声に出して読み終わったら、本文を声に出して読みます
つかえてしまったことばは、ありますか
太字のことばで、意味がよくわからないことばはありましたか
あったら、そのたびに、ノートに書きとめます
このとき、ことば(用語)をつめつめに書かないで、1行または2行にひとつ、書いてください
教科書見開き2ページの中に、そんなことばが10個以上あったら、そのページを理解して覚えることはあきらめましょう
入試は、定期テストとちがって地理・歴史・公民すべてが範囲です
何度やってもまちがえるところより、すんなり頭に入ってくるところを中心に勉強するほうが、効率がいいのです
印象に残る写真があれば、きっとそのページは覚えやすくなります
気に入った写真のあるページは、とくに念を入れて読んでください
地理は得意だけれど歴史は苦手とか、歴史は好きだけれど地理はきらいとか、
科目によってでき具合がおおきく異なるひとは、
9月と10月は、苦手なほうを勉強してください
苦手な分野の中から、頭に入りやすいところをピックアップして覚えるだけで、点数が上がります
まずは、覚えられそうなところとそうでないところとを取捨選択することが必要なのです
理科も同様です、が、理科は社会とちがって、単元どうしのつながりがあまりありません
得意な単元は(理科全般が苦手なひとも、植物や動物の単元はたいてい好きです)いまは置いておいて、苦手な分野や単元を、見直してみましょう
教科書の、実験のしかたを説明しているところを読んで、なんとなくわかるなと思ったら、その単元を声に出してじっくり読みます
実験の説明には、実験に使う器具や注意事項を書いてありますから、それをとくにしっかり読んでください
ひっかかるところが出てきたら、ノートに書き留めます
やはり、1行または2行にひとつ書いてください
ノートにことばをぎっしり書かないのは、見てすぐに目に入るようにするためです
小さな文字ですきまを埋めるように書いていたら、ぱっとみたときに何が書かれているのかわかりません
ノートに書く字は、なるべく大きく、濃くするように心がけましょう
ふだん学校で使うノートの字が小さいひとも、家で使うなんでもノートには、大きく濃く書くようにしてください
とにかく、どんな教科でも教科書が基本です
社会は写真や絵から、理科は実験の図から、教科書を読んでいくようにすれば、教科書が読みやすくなりますよ
明日は、英語や国語についてお話ししたいと思います