このあたりは、いかにも夏の空が広がっています
きょうは、終業式
みんな、持ちきれないほど山のような荷物を抱えて帰るんでしょうか
とにかく、無事に楽しく、夏休みを送ってほしいですね
学期中は、一つの科目ばかり勉強するような偏った勉強のしかたは、
ふだんの授業に支障が出かねないので、あまりお勧めできないのですが、
夏休みは長期休暇ですから、
まんべんなく勉強するなどという配慮は、必要ありません
好きな科目、勉強したいことを、とことん追求しましょう
夏休みは、気になっていることや知りたいことを調べるとてもいい機会です
ただ、中学3年生の受験生さんは、
残念ながら、受験勉強をしなければならないので
好きな科目ばかり勉強してはいられません
むしろ、嫌いな苦手な科目を優先して勉強してください
もちろん、どの学年のみなさんも、
学校の宿題は、好き嫌いにかかわらずきちんとしてくださいね
さて、夏休みのお出かけですが
きのうに引き続き、明日香村を巡ってみましょう
明日香には、ふしぎな石がたくさんあります
石の文化があったようなんですね(たぶれ心の天皇時代でしょうか・・・?)
まず、近鉄飛鳥駅ちかくの「猿石」
吉備姫王墓(きびひめのみこのはか)のまわり、垣の内側にあります
猿石とはいうものの、サルではなさそう
何のためにつくったのかわからない謎の石です
つぎは、丘陵沿いに歩いて、「鬼の雪隠」「鬼の俎」へ
鬼が、ニンゲンを、俎で調理して食って、雪隠で排泄物を出す、というストーリーがつくられたために、こんな名称になっています
それから、さらに、「亀石」へ
なんだか笑っているように見えるゴキゲンな石ですが
この大きな石が西に向いたら、洪水で辺り一帯が水浸しになるという恐ろしい言い伝えがあります
隣の亀石売店では、古代米のおにぎりなどが売られています(安い)
亀石前の細道をさらにたどって橘寺へ行きましょう
橘寺の中には「二面石」があります(要拝観料)
正直に申しますが、どっちが怒っている顔でどっちが笑っている顔か、ブログ主には見分けがついておりません
有名な「石舞台」には、丘陵沿いの道が日陰になってお勧めです
ちょっとわかりにくいので、橘寺のかたに聞いて行くといいとおもいます
そのほかにも、酒船石、きのうちらっとご紹介した亀形石造物・・・
明日香には、ほんと、ふしぎな石がたくさんあります
じつは、この石たちをまとめて見られるところがあるんです(レプリカですが)
それが、飛鳥資料館
広大な前庭のあちこちにいろいろな石が配置されています(須弥山石は本物)
お弁当を広げるにも、なかなかいい場所です
武骨で古臭い飛鳥資料館の館内には、山田寺跡から出土した東回廊が復元されています
回廊の壁がそのまま横倒しになって地中に埋もれていたもので、けっこう迫力があります
木組みがそのままの形で千年近くも地中にあったなんて、
蘇我氏の執念でしょうか(山田寺の仏頭は奪われて興福寺にありますからね)
何とも言えない気分です
山田寺跡は、飛鳥資料館からさほど遠くないところにあります
もとは荘厳だったのでしょうが、広いだけによけいに寂しさが増す場所です
とくに日暮れ時に訪れると、凄絶です
by プログレス学習教室