近畿地方は梅雨の中休みです
この辺りは、午前は、すっきりしなくて、ただ蒸し暑いだけのお天気でしたが、
おひるすぎて、陽射しと青空がやってきました
まいにちブログを書いていると、
どうしても書くことが思い浮かばない日があります
雲が西から東へ動いていくのをぼんやり眺めながら、
なにを書けばいいかなーと、頭を悩ませています
雲が動いている日はまだいいのですが、
ただただのっぺりとした灰色の空が広がっている日には、
なかなか話のきっかけをひっぱりだすことができません
個を大切にとか、個性とか、オンリーワンとか、あれこれ言いますが
それがプレッシャーになるときもありますよね
べつに人まねだっていいじゃん
と思うのですが、どうでしょう
「独自の考えをもつ」、「オリジナリティーのある意見を出す」ことは、ラクなことではありません
だったら、まずは、先人のまねをしてみる
人まねから入って、見習ううちに、じぶんのものにしていけばいいとおもいます
夏休み、このひとのまねをしたいと思うような相手を見つけられたら、ラッキーですね
さて、夏のお出かけ
世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」
その中心となる法隆寺ですが、
おおきく、たいていの教科書に写真が出ている「西院伽藍」と夢殿のある「東院伽藍」とに分かれています
ただし、拝観は、西院伽藍・大宝蔵院(玉虫厨子や百済観音が収められている)・東院伽藍がセットになっています(1500円)
一気に見ろということらしい
遠くからの観光客には便利でしょうが、地元民にはなかなか拝観しにくいしくみです
しかたがないので、伽藍に入ることはあきらめましょう
国道25号から続く、松並木の終点にある南大門(室町時代、国宝)をくぐると、
広い道の左右に子院の築地塀がつづきます
その右手奥あたりが、はじめに法隆寺の伽藍があったところ(若草伽藍)
山背大兄王が蘇我入鹿に攻められて、一家で塔から飛んだところです
法隆寺は、聖徳太子の建立ですが、火災に遭って、持統天皇のころにいまの西院伽藍が再建されたといわれています
中門(現在修理中)から左右に、伽藍を回廊がとりまいています
これが有名なエンタシスの柱を持つ回廊ですが、残念ながら、外から柱は見えません
左の回廊が尽きたところに、細長い建物があります
西室(東室もあります)という、僧侶の暮らしていた部屋です(国宝)
そのわきの道の奥、27段の石段を上ると、峯の薬師さん(西円堂)(鎌倉時代、国宝)という八角堂があります
この境内から、塔の上半分など、西院伽藍が木立越しにちらりと見えます
拝観しなくても、法隆寺の気分だけは味わえるので、ぜひ訪ねてください
西院伽藍は、風の強い日には、金堂の屋根の四隅や、塔の四隅から下がっている鐘(?)が揺れて、ガムランのような音色を奏でます
間近で聞いていると、伽藍と一体になったような気分が味わえますので、法隆寺を訪れて、拝観するなら、風がとても強い日がおすすめですよ
西院伽藍から東院伽藍へむかう道は、なかなか風情があります
とちゅうに通る東大門(奈良時代、国宝)もしっかり見てください
この先には、東院伽藍と中宮寺がありますが、そこはスルーして、「仏教建造物」のひとつ、法起寺に足を延ばしましょう
自転車だったらすぐですから(東大門から、南大門に停めた自転車を取りに戻る)
建物がたくさんある法隆寺とちがって、こちらは小ぢんまりとして開放的なお寺です
池の亀で遊んだら、有名な三重塔(708年、国宝)を眺めてください
法起寺は、まわりが田圃なのがいいところです
法隆寺のサイト
で読んで英語力をつけてみる?
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