きょうは暑いです
この、「暑」という漢字、いかにも日が照りつけてあつい感じがしますよね
なにしろ、うえから日(太陽)で押さえつけられている者(人)
ですから
人間、だれだって、ラクをしたいですよね
「いや、そんなことはない、艱難辛苦こそわが求める道、苦難よこの身に降りかかれ」
なんていうひともいるかもしれませんが、そういうのを「やせがまん」といいます
もしくは、よほどの「あまのじゃく」です
「ラクをしたい」のラクは、楽
「楽」という字は、もともと「ガク」と読んで、楽器をあらわす象形文字です
音楽を聴くと楽しくなるから、「たのしい」という意味が生まれ、
なんでも楽しい、楽しくなるゆとりがある、ゆとりをもって楽しむことから、
「ゆとりがある」という意味にもなりました
ゆとりがあることは、いいことです
だから、ラクをしたいのは当然なんです
(修行僧や求道者はこの限りではありません)
と、ここまでは、とても納得できることなのですが、
話がすすんで、「ラクをしたいから、手抜きをする」となると、ん?ちょっと待って、と声をかけることになります
手抜きが、ほんとうに、ラクをすることになりますか
教科書30ページあるテスト範囲、
(多いように思いますが、社会などではときどき起こります)
ちょこちょこ太字のところだけ読んでおぼえて
さあ、直前、
ワークをやってみるとぜんぜんできません(当然です)
もう、いいやーと答えを写して徹夜で暗記
テストはしんどいばっかりで、
けっきょく、ロクでもない点をとってしまって
たっぷり油をしぼられることになります
数学、
ふだんは手抜きをして、授業があまりわからないままほったらかし
それだと、ワークをするときは苦しみますよね
「ラクをしたいから、手を抜く」のは、まちがいです
だって、けっきょくラクできないもん
ただしいのは、
「ラクをしたいから、早く始める」
です
教科書の音読を3週間前に始めたら、
範囲表が配られてワークを解くころには、内容をおぼえているから、すらすら解けます
まちがいが少ないから、解きなおすのも、かんたん
直前にはさっと見直すだけ、実技教科の勉強もばっちりです
(期末テストには実技教科のテストがあることもお忘れなく)
ふだん英語と数学の勉強を毎日していたら、
提出物のワークなんて、答えを頼らず、すいすい
あとは、丸つけをして、まちがったところを覚える(解きなおす)だけです
ラクをしたいなら、手抜きではありませんよ
毎日5分以上勉強と
3週間前からのテスト勉強です
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