中間テストが終わって、
すこし中だるみになっている人もいるかもしれませんね
厳しめに注意しておきましょう
勉強を1日サボると、それを取り戻すのに3日かかります
「倍返しだ」どころではなくて、
「3倍返しだ」とばかりに、つけが回ってくるのです
・・・「つけ」の意味がわからないかもしれませんが
そうですねぇ、クレジットカード払いのようなものでしょうか
手元に現金がなくても、欲しいものを手に入れられるけれど、
あとでまとめて支払いが必要になってくる、といった感じ・・・
と、ここで、ついでですから、カードの種類を押さえておきましょう
公民と家庭科の勉強になりますよ
クレジットカードは、後払いのカード
カード会社が代金を立て替えてくれるものです
消費者は、あとでカード会社から請求が来るカード代金を、カード会社に支払います
買い物をしても、その場では現金を支払わなくて済むので、便利ですし、ネットショッピングには欠かせないものですが、
使い過ぎに注意しないと、あとで請求額に仰天することになります
支払いができないと、なかには、別のカード会社からお金を借りて支払う人もいますが、
カード会社につぎつぎに借金していくことになりますから、
何度も積み重なるとブラックリストに名前が載って、やがて「カード破産」という事態になりかねません(家庭科ではここまで勉強します)
プリペイドカードは、先払いのカード
あらかじめ代金を支払ってカードを購入するものです
現金を持ち歩かなくても済みますし、鉄道のカードなどは、自動改札に通すだけで、券売機で切符を買う手間を省けます
カードによっては、購入金額に応じて割引があるなど、お得なものもあります
注意しなければならないのは、使い忘れと紛失
せっかく買ったのに、使わなかったり、なくしてしまったりしたのでは、何のためにあらかじめお金を出して買ったのかわかりません
キャッシュカードは金融機関(おもに銀行)のカードです
ATM(自動現金預払い機)で、銀行口座から、その名のとおりキャッシュ(現金)を引き出したり預けたり別のところに送金したりできるものです
いまは、あちこちに、当然のようにATMがありますが(コンビニにもあります)
ATMが銀行以外の場所に出現し始めたのは、バブルのころです(ATM第一号は1980年。はじめのうちは銀行内にありました)
つまり、銀行が顧客サービスに本腰を入れるようになったのがそのころだということです。
バブルのころには、銀行の顧客になる小金持ちが増えました。同時に、銀行とクレジットカード会社との競争も激しくなりました
デビットカードは、キャッシュカードの進化版とでもいうものでしょうか
使った瞬間に銀行の口座から引き落としが完了します
ちょうど、ATMがその場に出現する感じですね
クレジットカードとはまったく仕組みが異なるのですが、現金ではなくカードで支払うという手続きは同じなので、消費者にとって使い勝手がいっしょ
クレジットカードがこれだけ行きわたると、わざわざ申し込んでまでデビットカードを発行してもらおうとは思わないせいか、なかなか普及しません
さいごに、ポイントカード
これのせいで、世の中の女性や男性のお財布やカードケースがぱつぱつになるのですが、
潔く、ポイントは要らないよ、というには、あまりに小市民にできてしまっています
とくに、この低金利時代には、なんとかしてお得をゲットしたいのが、人情というものです
海外では、一度使ってしまえばそれでおしまいの、クーポンが主流ですが、
日本人には、クーポンよりもコツコツ貯めるポイントのほうが性に合っているようです
いま、数えてみたら、ブログ主は、25枚のポイントカードを持ち歩いていました
なかには、プリペイドカードとポイントカードを兼ねているナナコカードのような電子マネーカードもあります
「つけ」の話からこんなことになってしまいましたが、つけついでに「こじつけ」を
つけ→クレジットカード→カードの種類、と発展したように、
どんなちいさなことにも、勉強することのきっかけは、あるものです
身の回りのささいなことがらでも、勉強の種、
ちいさなことから、気にとめるようにしましょう
で、始めに戻って・・・
だから、勉強をさぼってはいけません
なんたって、3倍返しですからね
テスト前もテスト後も プログレス学習教室