Tamiya XR311 Belt Drive | RC Car Garage Nomura

Tamiya XR311 Belt Drive

タミヤのXR311コンバットバギーの駆動系をラジコン少年(親父)憧れのベルトドライブ(うさふーさんのグラホ参考)にしてみました。

 

新型コロナ影響で中止になってしまいましたが、この休みはとこや3主催のレース「あひる夏の陣」に参加予定でした。
グラホクラス(旧車クラス)に、汎用ホイールが取り付けられるように改造したアタックバギーで参加予定でしたが、

SNSでコンバットバギーの話題が盛り上がっていたので、釣られて購入、ついでに噂の超合金化ユニット(アルミサスほか一式)も買っちゃいました。

旧車クラスとは言え結構ハイスピードなので流石にコンバットバギーでレースは無理、フリー走行用に組み立てようとしたのですが、ついつい改造してしまいました。

 

ノーマルの駆動系だとギヤ比は最高で9.3、これではちょっとフリー走行するのにも遅い感じです。

(というか、このシャーシは本来ゆっくりと走らせてスケール感を楽しむものだと思います)

ギヤも比較的幅がせまいので、デフなしの駆動系からかかる負荷も大きそうなので耐久性も心配です。

最初はギヤボックスを改造してピニオンを大きくしようかと思ったのですが、

 

ノーマルの部品を加工するのはちょっと勿体ない・・

では、ギヤボックスだけ作り直すか・・

でも、どうせ作り直すなら・・・

 

ベルトドライブにしてしまおう!

ベルト駆動ならデフなしの駆動系にかかる負荷も多少緩和される(かもしれない)し、一石二鳥!!

早速、JWCADで作図、試作まで終わっていたんですが、諸般の事情により参加を断念、その後、開催中止になってしまいました。

 

というわけで、折角ここまで準備したので、来年用に作ります。

ドライブギヤ代わりのプーリーは、アルミの汎用プーリー(イーグル製)にいつものCNCフライス盤で六角穴を追加工します。

きちんとセンターを出すために、まずは、テーブルに端材のFRP板を固定し、センターにプーリーが載せられるように溝を彫って治具にします。

 

アルミは切削加工しにくい材料なので、切削油をスプレーしながらゆっくりと加工、なんとか目的のプーリーが作製できました。

 

ギヤボックスのプレートは、いつものようにFRP板から製作、ベアリング部分は板を重ねています。

 

スパー側はTA06用を使用、ベルト跳び防止にアイドラーも付けました。

 

ギヤボックス本体は、以前にともぞーさんから頂いたポリカ板が有ったのでそれからくり抜きました。

折角のベルトドライブですから、外から見えた方が楽しいですからね。

アクリル板とかは熱に弱くて加工中に溶けて刃物が固着して大変なのですが、ポリカだとその点は問題ないですね。

ただ、スピンドルモーターが非力なので、厚いものの切り出しには時間がかかります。

 

なんとか、完成。ノーマルに比べるとかなりごつくなりました。

ギヤ比はとりあえず8.5にしています。

一応、スパーを変えれば6.7まで上げられますが、ボディが重いしコーナーで転倒しやすくなるだけのような気がします。

しかも、前後方向の厚みが増したので、ボディがそのままでは載らなくなるというオチが・・

ということで、この続きは、また、時間が空いた時にでも。

 

・・あひる夏の陣2021まであと362日・・

 

ちょっとモーター回してみた動画です(音が出ますのでご注意)