複雑思考・シンプル志向 -3ページ目

複雑思考・シンプル志向

マーケティング・ビジネス教養を中心として思ったことを綴る日記。

なかなか救いようのない登場人物ばかりの小説です。結構分厚いのですが、テンポが良いのですぐ読めました。

さえない女性銀行員の日常、同じくさえない町工場の社長の日常、またまたさえない不良青年の日常について、それぞれで最悪なことが生じつつ、最終的に3つの話が交わるストーリー。

しかし、先日テレビでしていた火の粉といい、なんで、こんなくらい物語を好んで観るんでしょうね。人間って。

楽観的に生きていくだけでは、やり切れない何かが人生の中にあり、そのやり切れない何かをどうにかする為に、非日常(得てして悪い事が容易に想像される?)を求めて、暗~い、若しくはスリルのある物語を求めるのでしょうかね。

やり切れない何かって、最近特に多くなっているのではないでしょうか。人間は人と比べることが大好きですが、一方で比べられる事に極端に疲れたりするものです。ひと昔前は、人と比べられる事がそんなになかったのですが、最近では、Facebook などにより、今まで頻繁には比べられなかった日常生活の充実度なんかまで、比べられるようになってしまいました。これって、少し息苦しいですよね。

なんてことを、考えて、最悪を読んでました。
今から英会話の勉強です。

土日になると、娘はとても遅く起きてきます。娘は小学6年で、中学受験を控えているのですが、だいたい、10時くらいに起きてきて、11時に塾に行く生活です。塾は17時までなので、休日にもかかわらず、ほとんど遊べない状況です。

もう少し早く起きて朝の時間を有効に使ったり考えないの?と聞いてみると、全然そんなこと思わないと。

これには2つほど理由があると思うんですね。
1つ目は何かの本でも読みましたが、大人と子供では、相対的に時間感覚が違うこと。同じ1日でも大人は数十年、日にすると万を超える日を生きている中の1日なので、1日をとても短く感じること。一方で、娘はまだ4000日分の1日なので、私よりも私の3倍以上、1日が長く感じることがあるのかなと。

もう1つは、遺伝子レベルで、まだ人生長いよねってゆう、刷り込みがあり、だから、そんなに
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にあくせくしてもしょうがないとなってしまうことがあるのかなと。遺伝子はなまけものなので、差し迫るまであくせくしないのではとおもいました。なんの根拠もないですけどね。

先日、姫路城に行ってきました。 
悠久の時間を感じました。

明日世界が、、柴崎竜人,引用。とても良い小説です。
<でも、これから大人になってって、ある瞬間になるとね。未来よりも過去の方が輝くようになるんだよ。三年後よりも、三年前のほうが。10年後よりも、10年前のほうが、輝くの。キラキラと>
なぜ、顧客志向、お客様第一主義は掛け声だけで実態が伴わないのか?

最近、いろいろな会社の人と話していると、全社でお客様目線でプロダクトやサービスを再点検したり、カスタマージャーニーを描いて、あらゆるタッチポイントでお客様の体験価値を最大化するような取り組みをしたり、いわゆる顧客志向のマーケティングに関する取り組みをよく聞きます。

様々な業界でプロダクトやサービスのコモディティ化がとてつもない速度で進み差別化が以前にも増して難しくなってきている一方で、スマホなどの活用により、顧客との接点が多様になってきたことも、上記の動きに影響あると思います。

ただ、実際に顧客目線で日々のオペレーションが実現できているかと聞くと、ほぼノーという回答がかえってきます。

で、冒頭の問いなんですけど、結局、組織の中にはお客様目線がない、若しくは、お客様目線より、組織の中の目線の方が強いということが、1番大きな原因ではないかと、思うんですね。

例えば、お客様目線で考えると、Aという案が最高なのに、上司や声の強いメンバーの意見に変わってしまうことってよくありませんか?お客様目線=声の大きな人の目線、になってしまうんですけど、これって明らかに実態とマッチしてないですよね。

まーじゃどうしろということなんですけどね。それは別の機会に考えてみます。

先日、 USJが東京ディズニーシーを抜き、入場者数が世界第4位になったというニュースを見ました。

当然、外国人観光客等のインバウンド需要も多いのでしょうが、テーマパークの入場者数ランキングを見ると、世界3位が東京ディズニーランドとなっていおり、世界上位5位のうち、3つを日本のテーマパークが独占しています。
2015年の上記3つのテーマパークを全て合算した入場者数は約4,500万人なので、相当数の日本人が休暇を使ってこれらテーマパークに訪ずれている計算になります。

1位:ディズニーワールド・マジックキングダム(アメリカ)
2位:ディズニーランド(アメリカ)
3位:東京ディズニーランド(日本)
4位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(日本)
5位:東京ディズニーシー(日本)
6位:ディズニーワールド・EPCOT(アメリカ)
7位:ディズニー・アニマルキングダム(アメリカ)
8位:ディズニー・ハリウッドスタジオ(アメリカ)
9位:ディズニーランドパーク(フランス)
10位:ユニバーサル・スタジオ(アメリカ)
11位:ディズニーCAアドベンチャー(アメリカ)
12位:アイランド・オブ・アドベンチャー(アメリカ)
13位:チャイム・オーシャン・キングダム(中国)
(出典:http://www.teaconnect.org/images/files/TEA_160_611852_160525.pdf)

リゾートとは娯楽とか行楽といった意味なのですが、著名デザイナー原研哉さんが、衣食住の次にくるのは「休む」ということを香港人のデザイナーに話したら、「行く」であるべきだと語っていたというエピソードを著書「日本のデザイン」で披露しています。

狭い香港に住んでいる人たちからすると、そこから抜け出して好きなところに羽ばたきたいという欲望が、潜在的にあるのだそうです。

衣食住の次にくるのは、原研哉さんが言う「休む」にしろ「行く」にしろ、どちらも満たしているテーマパークは、日本人やアジア人のリゾート感を満たすものなのでしょう。(当然、商圏が圧倒的に大きい、アメリカは別ものですが)。

日本のデザイン――美意識がつくる未来 (岩波新書)/岩波書店

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表題は伊坂幸太郎の作品です。

内容は、他の書評に譲るとして、ここでは、モテる、ということについて、考えてみたいと思います。

男性なら、いや女性でも、ほとんどの人がモデたい!と思っていることでしょう。

本作品にでてくる主人公の一人である河崎は、世界中の女性とセックスするのがある種の義務感となっているようで、それを誰それ構わずあっけらかんと話します。

で、この河崎は容姿端麗、女性にとても優しいので、モテまくるのです。

現実の世界で小説に出てくるような完璧な人物にはほぼお目にかかれないのですが、同じようにモテる人って結構いるんですよね。

その秘密はなんだろうとかんがえたのですが、河崎もモテる僕の知人も、共通するしているのは異性に対してよい意味で隙があるというところ。

つまり、この人私のこと好きなんじゃないか?と思わせるような。態度や行動をさらっとできる人なんですね。

モテたい!と思ったら、いかに上手く隙を作れるかを考えてみたらいいのかなとおもおました。

それにしても、伊坂幸太郎は、言葉の使い方が上手いですね。例えば、屁理屈が上手いとか、言わずに、下記のように
以下、引用。
[屁理屈を盾にして突き進んでくる兵隊。
その盾が強固なものだから、僕は簡単に弾き飛ばされる。]

これも、言い訳する気持ちを例えたもの。以下、引用。
[被告に有利な証言が飛び出して、そうはさせじと必死に反論をはじめる検事の気持ちが、完璧に理解できた]