確か、実質の清算はBankruptcy CODEのChapter7だったか(間違っていたら誰か訂正して)。
私の知り合いにもリーマンに勤めている人がいるが、彼のところには転職のお誘いがやまほどきているらしい。また、現在、実施している研究会のメンバーに昨年までリーマンに勤めていた人がいる。彼は個人で海外のベンチャー企業に投資をしたりして悠々自適に過ごしている。
リーマンは1800年代中盤ころに創業された歴史のある企業だ。そして、僕らが大学生の頃は人気就職先でもあった。エスタブリッシュメントがあっというまに崩れてしまったのはなぜだろうか。やはり金融の世界は怖い。
以下は池田信夫氏が執筆した「ハイエク」(非常に面白い本です)の序文を彼のブログから引用したものだ。
しかし10年前には、同じような全面的危機によって、金融工学の基礎を築いたノーベル賞(正確にはノーベル記念スウェーデン銀行賞)受賞者をパートナーと する投資ファンド、LTCMが破綻した。その10年前には「ブラックマンデー」によって全世界の株式市場が同時に暴落した。世界の金融市場では、百億年に 一度のはずの危機が10年に一度、起こっているのだ。
このような特異現象を、数学者ナシーム・タレブは「ブラック・スワン」 と呼び、彼の本は2007年のアマゾン・ドットコムの年間ベストセラー第1位(ノンフィクション部門)となった。今まであなたが見た白鳥がすべて白かったとしても、それはあす黒い白鳥が出現しないことを保証しないのだ。
ブラックスワンの存在は非常に恐ろしい。どんな大天才でもブラックスワンがいないということの証明は難しい。そして、いつ我が社の前にもブラックスワンがあらわれるかもわからない。ただ、我が社の場合は、金融と異なりいざという時のためになんらかの手立てができるはずであり、常に、リスク管理を考えて仕事を進めていきたい。
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