みなさん、おはようございます。
最近、「マナー養成講座の感想」記事が続いたので、本日は私が前々から気になっていたあるマナーについて書きたいと思います
第2回 「検索しても意外と載っていない?!」
ちょっとしたマナーのご紹介
第1回目:敬語「~させていただく」使い方のPoint」はこちら
今回、ご紹介するのは、来客応対時の「お待ちしておりました。」という敬語です。
この言葉は、アポイントがあるお客様を出迎える際に、“あなたを歓迎していますよ”という想いを表す言葉
この一言がとっさに出る人って素敵ですよね
しかし、シチュエーションを間違えると相手に不快な思いをさせてしまう可能性があるんです
注意が必要な場面というのが、
急遽遅れてお越しになる方に対応するときです。
例を挙げてみていきましょう。
例えば アポイント20分前に交通事情(渋滞や電車の遅延等)で遅れる。と連絡があったとします
まずは、遅れる電話を受けた時のPoint
① まずは何分くらい遅れるか聞き、大幅に遅れる場合は訪問を別日にしてもらうか即時に判断します。
②そのままお待ちする場合
連絡をしてくれたことに感謝し、「お気をつけてお越しください」等の一言も添えましょう。
いざお出迎え
約束の時間に遅れ、パタパタと小走りで到着されたお客様に、あなたならどのように声をかけますか?
多くの方が「お待ちしておりました」を使用しているのではないでしょうか。
しかし、遅刻された方からすると、「お待たせしてしまった」という申し訳ない気持ちが強く、「もぉ、すごく待ってましたよ~
」という風に聞こえてしまう可能性があるのです。
「無事辿り着いてよかった♪」という純粋な気持ちで伝えたとしても、相手の捉え方次第で意味が変わってしまいます
もし言い換えるなら…
「お待ちしておりました」の代わりに、笑顔で「先ほどはご連絡くださり、ありがとうございました。」とお伝えして、ご案内してみてはいかがでしょうか。
いつどんな時・どんな相手にでも、正しい敬語がもっとも丁寧に聞こえるというわけではありません。
何事もその状況にあわせ & 相手の立場に立って考える癖をつけてみるといいと思います。
~最後に~
「検索しても意外と載っていない?!」ちょっとしたマナーのご紹介 Start☆彡でも書きましたが、講師の数だけマナーも様々です。
もし私のマナーがいいかもと思っていただけましたら、よかったら取り入れてみて下さいね
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
衣理