今年2本目のフルマラソンは宮崎。
青島太平洋マラソンを走ってきました。

 

宮崎とはいえ、12月だしと安心しきっていましたが

2週間前天気で、雨の確率もあり、しかも気温は20度以上。

いやいや、12月ですよね?と突っ込みたくなる状態。

当日が近づくにつれ、雨予報はなくなりましたが、気温は高いまま。

11月の下関は夏日で、12月の宮崎も暑いのかよ!

前日から、福岡の気温も高く、宮﨑に着いたらさらに暑く

当日の気候は味方してくれそうにないと諦めました。

 

当日、ホテルの朝食は5時30分から。

早起きしてテレビでNHKを見てると

「大谷翔平ドジャース移籍決定」のニュース速報。

契約金額の7億ドルにビックリしながら朝食会場へ向かいました。

 

ホテルから会場へは有料の専用シャトルバス。

お高めな料金設定ではありますが、

なにせ交通機関の便数が少ない宮崎ですから

仕方のない選択です。

 

バスが動き始めるタイミングで日の出。

暑くなるんやろうな、暑いの嫌やな、と思いながら、

バスに揺られて20分で会場に到着です。

 

この大会、レース前の更衣室はありません。

つまり、走れる格好をして会場入りが必須条件です。

サンマリンスタジアムのスタンドでレース用シューズへ履き替え

荷物を預かり所へ持っていきます。

荷物預かりは有料で事前申し込みです。

 

通常、12月のレースはスタートブロックに入る前から寒いものです。

しかし、寒くなく、むしろちょうど良い感じ。

走る前ちょうど良い=走ると暑いとなるわけで

スタート前の快適さはむしろ不要です。

 

9時スタート。スタートブロックのすぐ近くから花火が上がります。

スタートブロックは後ろから2つ目、スタート地点まで7分かかりました。

球場の外周を周回するスタートは初めて。

大会の規模感を感じるのは、周回コースから、バイパスに入ってから。

かなり先までランナーの列が見え、参加人数の多いマラソン大会を実感します。

 

最初の数キロは緩やかな登りが続きますが、下関の後半ほどではありません。

パームツリーが並ぶバイパスから、宮﨑市街地へ。

ここで、初めての経験。1つの道に4走路。言ってる意味わかるかな?

スタートから宮崎神宮に向かう人は、国道を一旦右折して折り返してまだ国道に戻ります。

宮崎神宮で折り返した人は、先ほどの道を左折、宮崎神宮に向かうランナーの走路の外側を走り

折り返してまた国道に戻り、ゴール方向に向かいます。

 

市街地はビル影もあるので、暑さは何とか凌げましたが、

20キロを過ぎて、影が無くなると限界です。

ポケットに忍ばしておいた冷感素材のネッククーラーを

給水ポイントで濡らし、首にかぶります。

いやぁ、持ってて良かった。

 

それでも、体感の温度は高いままです。

33キロまではペースは落ちながらも走ってましたが

ついに停止。少し歩いてまた走り出すを数回繰り返して35キロ。

この時点で、5時間はちょっと厳しいかもと弱気な自分が。。

そこに、後ろから5時間のペースメーカーが。

残り7キロ。ついて行けるだけ、ついて行って、

ネットタイムで5時間にむけ頑張ろうと思いました。

 

ちょうど、太平洋のすぐそばを走る、このコース最高のロケーション。

狭い走路ですが、とにかくペーサーがつけている風船を追います。

心拍もかなり上がっていますし、体力はとっくに限界が来ています。

ここまで来たら、気力と根性だけです。

 

通常、2キロ程度で追うのを諦めてしまうのですが

今回は無茶苦茶暑いのに粘れます。

39キロまで来た時に、もしかしたら行けるかも。

40キロまで来た時に、ここまで来たら最後まで。

41キロまで来た時に、できるじゃん。

無事、グロスタイムで5時間を切ってゴールできました。

ペースメーカーのお二人に御礼を言って、握手して

笑顔で終わることができました。

 

レース後、着替えて宮崎空港へ。

時間は余裕だと思っていたものの、

JRの本数の少なさに唖然。

フライトの40分前に空港到着となりました。

 

そしてレース翌日。

顔の日焼けがヒリヒリ。

ちなみに、レース中は、長そでコンプレッションシャツの上からTシャツ

下は、ロングタイツの上からランニングパンツなので

露出しているのは手と顔だけ。。

体は、最後7キロ振り絞っただけにダメージが大。

会社休みたかった。。。

 

次のフルマラソンは、来年3月です。

また、悪天候なのかな。

 

追記:レース当日のゴール地点のアナウンスでは

当日の気温は25度。夏日じゃん。