これまで、ヘッドフォン型のウォークマンでランニング中に音楽を聞いていましたが
外の音が聞こえず危ないことと、汗をかくと耳が密閉されて装着感が悪くなるので
骨伝導ヘッドフォンを購入しました。
ウォークマンは音楽を取り込んで再生できましたが、
購入したのはヘッドフォン機能のみ。
(音楽再生プレイヤー機能付きのものも販売されています)
ということで、docomoのdヒッツを使うことにしました。
マイリスト登録すると、通信無しで再生できます。
1か月に10局マイリスト登録できるので、
フルマラソン大会用に10曲を登録して、
そのリストを聞きながら早速10キロ走ります。
これまではアーティストのアルバムを何枚か入れて再生していましたが
今回はテンションが上がる曲ばかりなので、通常よりかなり速いペースで走ってました。
走りながら、年齢によって音楽の位置が変わるんだと感じました。
10代のころ、音楽は自分たちの世代より前に位置していて
音楽が表現する環境・心境を追いかけて、若さに任せて走っている感じ。
20代後半以降、音楽に年齢が追いついてくると
音楽が表現する喜怒哀楽に共感し、並走するような感覚。
そして今の50代。
音楽を追い越してしまった自分を、音楽が後押ししてくれている感覚。
ZARDの「負けないで」とか、24時間テレビのチャリティーマラソン見てウザい
と思っていた自分が、この曲で奮い立たされています。
この歳になると、自分に限界をつくったり、諦めたり
若かりしことの自分が嫌っていたことを、ためらいもなくしていたことに気づきます。
エレファントカシマシの曲なんか、20代の自分には理解できなかっただろうな・・・