今この光を通して
何を眺めているのだろう
何を眺めたいのだろう

同じ空間にいても
私たちはまったく異なる世界を眺める

ある者はかすかな灯りを見て
ある者はその先に隠れた闇を見る

ならば
君は私の中に何を見たのだろう?
華やかさだっただろうか?
華やかさの中に潜む幼い子だっただろうか?
完璧に見える瞬間だっただろうか?
揺れ動く不安な心だっただろうか?

君の視線の中にあったすべての私は
正しいと同時に間違っている


テミンさんワールドツアーのファイナル公演でのVCRの言葉が印象深かった。特にこの部分は、私もいつも感じていることと通じている気がして印象に残った。同じものを見ていても、人によって見つめているものは違うし、見たいものも違う。だから感じることも違うのが当たり前なんだと思う。私の見つめているものは、正しいと同時に間違っている。


アメリカツアーを周るオニュさんを見ている。
私の見つめているオニュさんは、こうだ。
 
 
 
 
 
 
 
2025.4.24NEW YORK〈THE TOWN HALL〉

私もいつかキャパ1500人で見たい

 

 

 

 

 

 

2025.4.26DETROIT〈THE FILLMORE DETROIT〉

テミンさんのワールドツアーでも思ったけど、情熱的な歓声を届けてくれる場所での公演は、すごく大きな経験になるんだろうな、と思う。本当に幸せそう!

 

 

 

 

 

 

2025.4.28WASHINGTON D.C.〈WARNER THEATRE〉

Tシャツ可愛いし似合うし歌詞の通り幸せそう!

 

すごく素敵 何だか歌が変化してきたように感じるのは気のせいなのかな

会場のサイズなのか お客さんの雰囲気なのか 音響が素晴らしいのか 立て続けにコンサートしているからなのか 何かすごい

 

例えば極度の緊張が良くない影響を与えるとして じゃあ反対にリラックスすればいいのかとも思ったのだけど きっとそれも少し違って 必要なのは落ち着きと集中力みたいなものなのかな と考えたりする 丁寧で集中していて楽しくて落ち着いている(何の話だ?)

 

 

 

 

 

 

 

2025.4.30CHICAGO〈COPERNICUS CENTER〉

恐怖心みたいなものが全くなくなってる感じがする 

本当に正直なお人柄

これだけ短期間に歌が変化するということに驚くし本当にすごい感受性の塊な感じがして震える

ほんと良くも悪くも

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカの素敵なホールで、お客さんの情熱的な歓声に包まれて歌うオニュさんのパフォーマンスはとても魅力的だ。目から不安の色がなくなり、どんどん解放的になっていると同時に、心が自由な分すごく歌に集中しているように見えるのだ。そして集中している分、落ち着いて歌っている。ツアーの動画を観るごとに、新しいオニュさんの姿を見るような気がして色々思いを巡らせた。

 

私はファンコンサート「Hola」の時のオニュさんの歌が、とても心に残っている。中でも2日目の「鱗」がすごく良かった。さっきWOWOWで放送されたのを見返してみたのだけど、すごく上手に歌えたから良かったのではない気がする。私は「何が私の心を打つのか」ずっと考えているのだけど、不安に心を持っていかれず歌に集中していて、心がオープンになっている時。自分が表現しようとしたことをストレートに歌に込められた時。そういう時に、私はオニュさんの歌に心が動くような気がする。声量とかテクニックじゃないんだな、と改めて思う。だからこそ、歌がきちんと歌えることは最も重要で、そこの不安が取り除かれてこそ、歌の魅力が伝わるのだと思う。そしてそこには、お客さんの良いレスポンスが欠かせないものなのだと思う。Holaで鱗を歌ったあと、とっても満足そうに嬉しそうに話し始めたオニュさんは「あー、雰囲気いいですね。一緒に歌ってくれましたよね。」と言っていた。本当にいい雰囲気だったし、拍手と歓声が自然と沸き上がった。「昨日まで喉風邪だったのに治ったみたい。」とも言っていた。アメリカの、心がオープンな感じのオニュさんを見て思い出したのは、この日の鱗だった。

 

 

 

 

 

 

 

2025.5.4HOUSTON〈BAYOU MUSIC CENTER〉

前に友だちにジョンヒョンがライブで歌った하루의 끝を見せた時の感想が「ジョンヒョンの歌は感情がこもってるよね 上手く歌おうとしてないから」だった つまりは 歌のテクニックに気持ちが取られないからすごく伝わるものがあるという大絶賛だったんだけど この보통의 밤を見てたらそれを思い出した(絶対的な歌の技術があるから感情に集中できる つまり集中してる)

 

 

 

 

 

 


 

そして、ヒューストンでの「Always」を聴いていたら、ジョンヒョンを思い出した。私はジョンヒョンの「하루의 꿑」が特別好きなわけではないのだけど、この日のライブがとにかく好きで、ジョンヒョンの歌の凄さがよく分かって、観るたびに鳥肌が立って涙が出そうになる。友だちがこのジョンヒョンを絶賛したのは、ジョンヒョンが揺るぎない歌の技術を身に付けているからこそ、歌の表現、感情に集中出来ること、に対してだった。CDの音源とは全く異なる表現の、このライブの歌は本当に心震える。ギターソロまでセットで素敵。


どうしてジョンヒョンを思い出したのか考えてみた。このオニュさんの「Always」は、CDの再現ではないと思った。この歌の世界を、今のオニュさんがやりたい歌い方で表現している感じがした。ステージに立ち続けて、目の中に自信を宿して、歌はお客さんにしっかり向けられていて。これは本当に素敵な「ONEW THE LIVE」だ。今この瞬間にしか聴けない、今のオニュさんの歌。丁寧で集中していて落ち着いていて高ぶっていて温かで確信的な、すごく魅力的な等身大のオニュさん。こんなに力強い「Always」を聴いたのは初めてな気がする。

 

 







例えばテミンさんは完成された作品を私たちに見せる。私から見ると、100回公演しても同じクオリティでパフォーマンスできるくらい、完璧に練習してからステージに立つ人、というイメージだ。








でも、オニュさんのステージは違う。もっと親密で、自由な空間なんだ。オニュさんはいつも本当のことばかり言う。さっき見ていた「Hola」の中で、「僕が人生を生きる中で1番したいことが、皆さんと一緒に公演をすること」と言っていて、きっとオニュさんは心からそういう思いでステージに立っているんだろうな、と思った。あの言葉を聞いた時に、私たちは(私は!)もっと叫びだすくらい喜んで良かったんじゃないかと、今更ながら思った。私は掛け声は苦手だけど、ヒューヒュー!と盛り上がり、繰り返されるサビを一緒に歌いながら客席でステップを踏むことは出来る。オニュさんはアイドルグループSHINeeのリーダーだけど、ソロ歌手のオニュさんは、そういう温かで親密なステージを作る人なんだ。アメリカでのコンサートを羨望の眼差しで見つめながら、私はそんなことを思った。




そもそも、8000人に対してアリーナでするコンサートと、1500人に対して音楽ホールでするコンサートは根本から違うと思う。いつかそんなホールで私も見たい。いくら払ったらそんなプラチナチケットが手に入るだろうか。つまり、1500人のキャパで最高のコンサートを目撃した人たち、羨ましすぎる!という話。