住んでから・・・ | 選手が心を傾けるスポーツコーチ ヤディ(八所和己)

住んでから・・・


我々が不動産広告をデザイン・制作していく過程で







一番最初に考えなければいけないのが「ターゲット」です。







そして、その「ターゲット」に対しどんな広告をすれば響くのか?








となっていくわけですが、実際問題広告はマンションに興味を持ってもらうことが







一番の目的ですから、当然興味を惹く様な話をたくさん盛り込んでいきます。







例えば幼稚園くらいのお子さんがいるファミリーがターゲットであれば、







公園が近かったり、幼稚園や保育園がたくさんあったりと







子育て環境の良さを訴えたりします。







駅に近い、公園が近い、幼稚園や保育園が近い。。。







そういう情報は広告でたくさん表現しています。






しかし、行政のことに関してはほとんど広告をしません。







実際、マンションを購入して入居してからが毎日の暮らしがスタートします。







そのときに、幼稚園の補助金はいくらくらい出るのか?それは他の行政と比べて







いいのか悪いのか?学校の評判はどうなのだろうか?






実際はそういう情報がとても大事になります。







住んでから学区内の中学校がとても評判の悪い学校で私立に行かせざるを得ないとか







幼稚園の補助金があまり出ないとか







公立学校の受け入れ態勢ができておらず、希望の学校や幼稚園に入れないとか・・・・







一番近いスーパーは実は品揃えが悪くあまり使えないとか・・・・







そんなことがずっとつきまとってくるのです。






よく、クライアントからも







「ここに住んだらどんな暮らしができるのか?それを表現してほしい」






とオーダーがあります。しかしそれはあくまで






南向きで明るい暮らし・・とか公園が近くにあって子育てに優しい街・・・とか






あくまで抽象的な表現しかしません。







当然、そのイメージで興味を持ってもらうのですが、






購入までの過程の中で、必ず抑えたいのが「住んでからの自分たちの具体的な暮らし」なのです。








なかなか購入するときにそこまでシミュレーションはできないでしょうが、







営業マンに尋ねて調べてもらうことはできます。







実際我々もそういった行政のデータ調査や既にそこに住んでいる人たちに







アンケート調査を取ったりする仕事もしています。







永く住む家の購入です。できるだけ具体的な暮らしスタイルを持って






住宅検討に入ることをお勧めします。






行政の制度が不満で引越しを考えている人は少なくありません。






マンションの営業マンはそんな緻密な情報を抑えている人とそうでない人がいます。






やっぱり営業マンに頼る部分は多いはずなので、そこら辺も要チェックかもしれません。







広告は性質上、夢を語ることが多いものです。そこで興味を抱いたら






そこから先はできるだけ夢から覚めた状態で検討してみてください。











接客サービスの達人!
カワサキマイ様の声掛けで、
OFF会が開催され、
私は初めて参加しました。
「サービス」というキーワードで集まったこの会はブログ上だけではわからない身の上話や仕事上のエピソードなど、またサービスに対する考え方などをみなさんが思い思いに話しをしていました。
普段はよくしゃべる私も昨日はどちらかというと聞き役に徹していました。
ビジネスのヒントやきっかけがここにはある!そう感じたりしながら楽しく時間を過ごしました。
またこういう機会があれば参加してみようかなと。
そのときは宜しくお願いします。