「うつの世界にさよならする100冊の本」
↑
是非、この本を読んで見て欲しい。
うつ病に掛かると、最初はまともに本が読めない。
一度で読もうとせず、何度も繰り返してページを開いて欲しい。
そのうち文字が意識出来て、何が書いてあるか?が少しずつでも理解できるようになる。
最初は文字の少ない本から~徐々に慣らして行く事や、復帰までの過程など書いてある。
読んでいて気が楽になる本。
お勧め。
治療を始めた当初、僕は掛かりつけの「心療内科」にか行かなかった。
先生は問診として、
「最近どうですか?薬で具合悪くなってない?」
などを聞いてくれる。
自分の症状、状況などを話すが基本的には「聞くだけ」だった。
このまま、先生の言うとおりでいいんだろうか?
そんな疑問が湧いてきた。
そのうち、治療に対する考え方が少し変わってきた。
「心療内科」⇒フィジカル面を担当してもらう。
「臨床心理士(カウンセラー)」⇒メンタル面を担当してもらう。
という2正面作戦を考えた。
しかし、カンセリングは保険が利かない。
通常、都内であれば、50分で8,000円位が相場のようだ。
有名な先生であればウン万円飛ぶ事になる。
就労時間が少なくなり、残業代も減る。
給料が少なくなるのに、出費が増える事は避けたかった。
そこで会社が契約しているカウンセラーを利用する事にしてみた。
会社によっては、福利厚生の一環で団体契約している場合がある。
会社の担当に連絡先を聞いてみたところ、当時10回までは無料で受ける事が出来た。
心療内科には2週間に1回、カウンセラーには1ヶ月毎、もしくはメンタル的に負荷が高くなった時に行くようにした。
ここで注意しなければいけないのは、
カウンセラーが何かしてくれると言う受身な期待はしない事だ。
カウンセラーは自分の悩み事ではないから適度な距離感で話が出来る。
悩みは聞いてくれる。
でもアドバイスは違う。
今の不満・悩みを話す。
それと同時にそれに対して自分が何を考えて、どう行動しようとしているのか?を話した方がいい。
最初は支離滅裂で理解してもらえないかもしれない…なんて考えるかもしれない。
まず、考えている事をアウトプットすることが大事。
キーワードだけでもいい。まずは話すこと。
あとはカウンセラーが言葉を繋げてくれる。
何に対して自分が悩んでいるのか?を相手に説明しないと理解してもらえない。
思考の訓練にもなる。
是非、会社で契約しているところがあれば、通ってみる事を勧める。