カウンセリングを利用してみよう(07年5月~) | うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~

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うつ病と診断されて約2年、まだ完治しない。でも生活は出来るし、生きて行ける。少し改善した今、今までの経緯を辿り、同じうつ病に苦しむ人のヒントになればと思います。

「うつの世界にさよならする100冊の本」




是非、この本を読んで見て欲しい。


うつ病に掛かると、最初はまともに本が読めない。


一度で読もうとせず、何度も繰り返してページを開いて欲しい。


そのうち文字が意識出来て、何が書いてあるか?が少しずつでも理解できるようになる。


最初は文字の少ない本から~徐々に慣らして行く事や、復帰までの過程など書いてある。

読んでいて気が楽になる本。

お勧め。





治療を始めた当初、僕は掛かりつけの「心療内科」にか行かなかった。

先生は問診として、


「最近どうですか?薬で具合悪くなってない?」


などを聞いてくれる。


自分の症状、状況などを話すが基本的には「聞くだけ」だった。


このまま、先生の言うとおりでいいんだろうか?



そんな疑問が湧いてきた。


そのうち、治療に対する考え方が少し変わってきた。


「心療内科」⇒フィジカル面を担当してもらう。

「臨床心理士(カウンセラー)」⇒メンタル面を担当してもらう。


という2正面作戦を考えた。


しかし、カンセリングは保険が利かない。


通常、都内であれば、50分で8,000円位が相場のようだ。


有名な先生であればウン万円飛ぶ事になる。


就労時間が少なくなり、残業代も減る。

給料が少なくなるのに、出費が増える事は避けたかった。


そこで会社が契約しているカウンセラーを利用する事にしてみた。


会社によっては、福利厚生の一環で団体契約している場合がある。

会社の担当に連絡先を聞いてみたところ、当時10回までは無料で受ける事が出来た。


心療内科には2週間に1回、カウンセラーには1ヶ月毎、もしくはメンタル的に負荷が高くなった時に行くようにした。


ここで注意しなければいけないのは、


カウンセラーが何かしてくれると言う受身な期待はしない事だ。



カウンセラーは自分の悩み事ではないから適度な距離感で話が出来る。


悩みは聞いてくれる。


でもアドバイスは違う。


今の不満・悩みを話す。


それと同時にそれに対して自分が何を考えて、どう行動しようとしているのか?を話した方がいい。



最初は支離滅裂で理解してもらえないかもしれない…なんて考えるかもしれない。



まず、考えている事をアウトプットすることが大事。



キーワードだけでもいい。まずは話すこと。



あとはカウンセラーが言葉を繋げてくれる。



何に対して自分が悩んでいるのか?を相手に説明しないと理解してもらえない。


思考の訓練にもなる。


是非、会社で契約しているところがあれば、通ってみる事を勧める。