J-WAVEのポッドキャストでロバート・ハリスの「PLANET GREEN」という番組がある。
毎月1回、ゲストを呼んで旅・エコロジーなどをテーマにトークしている。
1月のゲストには海洋冒険家の白石康二郎さんが来ていた。
率直な感想、話が上手い。
どんどん聞き入ってしまう。
自分の経験で得た事を豊富な知識で味付けして盛り上げる。
話の中で、白石さんのポリシーとして言っていたのが、
「あきらめること、逃げ出さないこと」
というのが印象的だった。
「あきらめる」の語源はもともと仏教用語の「明らかに、見極める」から来ているそうだ。
物事の先を読み、感じて自分がどうすべきか?を考える。
決して悪い意味ではないのだ。
負けてもいい。
笑われてもいい。
自分にとって大事な事は何か?
それを考えた言葉だった。
うつ病が酷かった時、全てを悲観的に捉えていた。
単純にネガティブなんて言葉では片付けられない位酷かった。
だから、友人や同僚もどんどん遠ざかっていった。
そりゃ、当然だ。
面白くないんだもの。
楽しくない奴と一緒にいたくはないからだ。
一人で過ごす時間は増えていく度に、僕はどうしたら良いか?余計分からなくなった。
「自分の価値観を最初から作ろう」
そう思って今までの自分でしてきた事を棚卸して、リスタートを決めた。
転職もそれが理由だった。